ニトロのるつぼ

「低いハードルをぺたぺたと」「継続は力なり」

東村アキコ『東京タラレバ娘』完結!9巻感想

time 2017/07/14

東村アキコ『東京タラレバ娘』完結!9巻感想

前巻から3ヶ月足らずで、9巻にして最終巻の『東京タラレバ娘』が発売されました。

1巻の表紙とポーズがほぼ一緒なので、デジャヴ感がすごかったです。

見比べてみると、かなり紛らわしいですよね^^;最終巻ですし、もう少しゴージャスなデザインを見たかったかも。紛らわしいうえに貧相なイメージで、締めくくりのカバーデザインとしては無難すぎる気がしました。
東村アキコ『東京タラレバ娘』8巻感想で「早ければ9巻で終わりかな?」と書きましたが、9巻は本編二話+タラレBarのみ。随分と話を端折って、性急に終わらせた印象の最終回でした。あと一話分くらい後日談とか、早坂さんとのやり取りとか・・フォローが欲しかったです。

本編の舞台は8巻の続きからで、倫子とKEYはまだ海べりの船にいます。結局、早坂さんではなくKEYを選んだ倫子。KEYの過去を知って「過去に囚われている彼を救いたい」と願い、愛されるより愛したい、幸せにしてもらうより幸せにしてあげたくなったわけです。倫子とKEYは、何だかんだあってもうまくいくのが既定路線だったので、結果的には早坂さんも当て馬に過ぎなかったわけですが、最後まで良い人でした。翻って、KEYは何だろう、最後にはキャラがブレてしまったような。倫子も「女子会はやめない」と高らかに宣言したものの、たらればばかり言っていた一年前と比べると、最後は悟りを開いたかのような落ち着きっぷり。そりゃ、タラちゃんレバちゃんも消えますよ。どんな形であれ、今後は二人なりの関係性をしっかり築いてほしいものです。
小雪と香は、それぞれ不毛な恋愛関係から足を洗ったものの、新しい出会いはないまま。番外編があるかな?と期待していたけど、何もなく単行本が発売されたので、少し消化不良気味ではあります。主人公は倫子ですが、途中経過込みで三人それぞれにスポットライトが当たっていたのだから、二人にも最後はちょっと良い思いをさせてあげてほしかったです。

東村さんの漫画をそれほど多く読んでいるわけではないですが、イントロから途中までは文句なく面白いのだけど、エンディングに向かう過程が強引というか、少し納得感に欠ける事例が多い気がします。タラレバ娘はテレビドラマ化もされましたし、面白い漫画なのは間違いないけれど、KEYの過去話あたりから、東村さんの持ち味である軽快さやユーモア成分が、一気に薄くなってしまったのがもったいない。最初から単行本を買っていたので9巻まで買いましたが「ずっと持っておきたい」「ことあるごとに繰り返し読みたい」と思うタイプの漫画ではないかなぁ。ネットカフェで一気読みして、面白かったー!で十分かなと思います。

しかしながら、倫子が東京に帰ってからの早坂さんとのくだりは、早坂さん良い人すぎて・・。身勝手な倫子の行動を責めることなく、気持ちを慮って、背中まで押してあげるなんて。とりあえず、誰よりも早坂さんに幸せになってほしいと思ったニトロでした。

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