ニトロのるつぼ

「低いハードルをぺたぺたと」「継続は力なり」

曽根富美子『親なるもの断崖』 

time 2015/11/06

曽根富美子『親なるもの断崖』 

親なるもの断崖。曽根富美子さんの作品です。

もともと、ネットの広告部分に掲載されていた
無料漫画で読んだものです。
無料で読める部分だけでも、けっこうなボリュームで
とにかく世界観に圧倒されました。
すごく惹きこまれたので、本があれば買いたかったのですが
電子書籍の形態でしか販売されておらず。。
紙媒体で復刊してくれたら、絶対買うのになあと思っていたら
ネットでの反響の大きさからか
いつの間にか、新装版として見事に!復刊していました。

復刊を知ってから、即注文して、一気に読みました。

話のあらすじは、ネットで調べれば出てきますし
そちらを参考にしてもらうとして・・。
こういう実話に基づく漫画、読み物が好きなので
楽しく・・というと語弊があるかもしれませんが
夢中で読みました。

第一部、第二部ともにかなりのボリュームで
読み進めるのが辛くなるような描写も、多く出てきます。
読み終えて一番に思うのは、月並みですが
今の時代の、この日本に生きていること、それ自体が
どれほど幸運なことなんだろうか
ということ。
現在の貧乏とは、質も度合いも違ったであろう
まさに子供を売らざるをえないほどの生活苦。
まだ大人になりきっていない幼いうちから
身体を売ることを強要される女性たち。
人のふりみて・・ではないけど
これだけ恵まれた環境にいながら、努力もせずに
愚痴ばかり言っていたら、それこそ
先人の方達の苦労に申し訳がたたないなんて
珍しく神妙な気持ちになったりもしました。

これは、是非とも読み継がれていく名作です。
作者の曽根登美子さんも、ニトロは全く存じ上げなかったのですが
良作は、時を超えて、媒体を超えて甦るものなのですね。
ネット時代の好例だと思います。
曽根さんは、漫画の仕事がない時に
レジのアルバイトを始めて、その様子を描いたエッセイ漫画も
発表されています。
今回の新装版復刊で、少なくない額の印税が期待できるのでは?と
他人事ながら応援しています。

良い作品が、正当に評価されるのは
作品の作り手としても励まされる事でしょう^^

昔の漫画が、現代に甦る例として
藤子不二雄Aの「まんが道」は、復刊ドットコムのおかげで
ニトロにも入手しやすい形態で復刻されました。
仕事帰りに、駅売店で「まんが道」16巻を手にしたのがキッカケで
全巻集めました^^初版発行日をみると、2004年!!
もう10年以上前になることに、ビックリです。

ニトロは、生粋のりぼんっ子だったのですが
最近になって、岡田あ~みん先生の
「ルナティック雑技団」も復刊しましたね。
ニトロも、昔買ったりぼんコミックス版を、未だに持っています。
特に大好きだったわけではないのに
(むしろ小学生当時は、狂気をはらんだ登場人物たちが怖かった)
今なお、何度読んでも面白く、幾多のブックオフ行を回避し続けました。

何といっても、ゆり子ママのキャラがぶっ飛んでいます。

sponsored link

down

コメントする




CAPTCHA


編み物

サンフレッチェ広島

旅行

株式投資

株主優待

マラソン・ランニング

本・漫画・雑誌

LINEスタンプ

main
2018年4月
« 3月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  


sponsored link