ニトロのるつぼ

「低いハードルをぺたぺたと」「継続は力なり」

フィンランド・デザイン展@福岡市博物館

time 2017/02/09

フィンランド・デザイン展@福岡市博物館

夜行バスに揺られて行ってきました、福岡長崎旅行!
福岡では、フィンランド・デザイン展と鹿児島睦展、岩田屋のサロン・デュ・ショコラもチラ見しました。長崎では、デンマーク・デザインとランタンフェスティバルを堪能。充実した旅行でした^^

広島から夜行バスに乗車して、翌朝には予定通り博多駅に到着。

博多駅地下のドトールで、ゆったりモーニング。いつもはジャーマンドックセットを注文するのですが、今回はベジタブルサンド ~5種の野菜とボローニャソーセージ~にしてみました。ブラックペッパーが程よく利いていて美味しかったです。まだポイントが残っていたので、株主優待カードで支払いました。ありがたい^^

福岡市博物館の開館時間は9時30分。博多駅からの主な交通手段は、バスか地下鉄です。ニトロは地下鉄駅改札すぐのドトールにいたので地下鉄で行きましたが、バスの方が運賃が安いし博物館近くまで行けるので便利でしょう。ガイドブックにも、博物館最寄り駅としてバス停の停留所が掲載されていますからね。
地下鉄西陣駅で下車して歩く道すがら、何やら学生さんが多いし、道沿いにも人が多い。不思議に思っていたら、西南学院大学の入試日でした。大学受験なんてニトロにとっては遥か昔の話ですが、まだ二十歳にも満たない若者たちの輝きが、何とも羨ましく思えました。自分だって青春と呼べる季節を過ごして今まで生きてきたのに、まだ欲しがってしまうなんて。我ながら贅沢な話です。

西陣駅から福岡市博物館までは、ゆっくり歩いて15分弱かかったでしょうか。ちょうど開館時間ぴったりに到着しました。

館内に一歩足を踏み入れると、正面階段の吹き抜けにマリメッコファブリックが飾られていました。これを見ただけで「フィンランド展に来たのだなー」と実感できるのですから、本当にフィンランドのアイコン的存在ですよね。

階段を上がった右手から、いよいよフィンランド展が始まります。

エーロ・アールニオのPuppyが可愛くお出迎え。基本的に、展覧会場内での写真撮影は禁止でしたが、数ヶ所だけ写真OKスペースがありました。

アルテックのスツール60のパーツで作られたオブジェ。同じスペースに、スツール60の製造工程VTRも流れていました。マリメッコ展でも同様の映像がありましたが、モノづくりの現場は観ているだけでも面白いです。

本物の椅子に座れるコーナーがあったので色々と座ってみましたが、木の座面は滑るので予想外に座りにくかったです。ダイニングチェアとしてなら問題ないかもしれませんが、くつろぎ用の椅子で木製座面は遠慮したいかな(別に買う予定はありませんが)。実際に座らないと分からない気付きが得られました。

オイバ・トイッカのバード群も壮観でしたが、何よりも楽しみにしていた石本藤雄さんの陶の花!!
およそ30個の巨大な陶製レリーフが白い壁一面に飾られた様子は、もう、何と表現すれば分からないほど、素晴らしかったです。大げさではなく、一日中でも観ていたいくらい美しかった。初めて間近で目にする陶製の花たちは、想像よりも大きくて、厚みもあって、色も形も絶妙で。これほど美しい物体を自分の手から生み出せるなんて、石本さんは一体どんな気分なのだろう。花だけではなく、かぼちゃやりんごもありました。また、それらの形も釉薬の色合いも、全てが良すぎるのです。うーん、語彙が貧弱なので感動を表現しきれないのがもどかしい。なぜ、石本さんの陶製レリーフにこれほど惹かれるのか、自分でもよく分かりません。作品を目の前にすると、ただ惚れ惚れとして、ため息しか出ないのです。
2016年末に、scopeで抽選販売された石本さんのフルーツオブジェはあえなく落選しましたが、ずっと観たかった実物の陶作品を目にできただけでも、福岡まで来た甲斐がありました。
石本さんコーナーには、マリメッコ時代にデザインしたファブリックも展示されていて、憧れのMaisemaもありました。復刻販売しないのかな・・してほしいな。

フィンランド・デザイン展は、ガラスケースに飾られた美術品を見るだけではなく、現在も日常生活で使われ続けているグッドデザインが豊富に紹介されていて、予想以上に内容盛りだくさんでした。
日々の生活に根ざした実用性を持ちながらも、毅然として媚びないカイ・フランクのデザインに、建築から家具、食器まで手がけた北欧モダンデザインの父、アルヴァ・アアルトのデザイン。マリメッコは言わずもがな、ヴォッコデザインのゾーンまで別に設けてあったのは、さすがの一言でした。もちろん、ムーミン作者のトーヴェ・ヤンソンの作品も。
北欧の一国に過ぎないフィンランドから、なぜ次から次へとこれほどまでに素晴らしいデザインが生まれるのでしょうか。ずっと言い続けていますが、いつか必ず!フィンランド行きたいです。

グッズショップもフィンランド展らしく、食器、ガラスオブジェ、ファブリック、ムーミンなど、多種多様な品揃えで誘惑してきます。展覧会限定商品は、図録、クリアファイル、ポストカードなど。図録は、展示品全収録なら欲しかったのですが、石本藤雄氏の作品が一部抜粋だったのが残念で、結局買いませんでした。陶板レリーフを配したクリアファイルやポストカードも販売していましたが、そちらもスルー。本物を観た直後だったので、グッズでは満足できませんでした。
一番欲しいと思ったのは、バードのパフボール。首をすくめた鳥の形を絶妙に表現した、こんな可愛らしいバードがあったとは。ニトロは、フィンランド展で初めてその存在を知りました。ホワイトのパフボールが2点販売されていたのですが、旅行中ずっと持ち歩くことを考えると手が出し辛く、買うまでには至らずでした。ヴィンテージ価格のモノにお金を出すつもりはないので(そんなお金もない)、いつかどこかで良い出会いがあれば買いたいです。バード類に手を出してしまうと、泥沼にハマりそうで怖いのですよね^^;

展示出口には美術展関係のパンフレットが置いてあったのですが、なんと今夏!ラスコー展が九州国立博物館で開催されるみたいです。ニトロは東京会場に行く予定ですが、全国巡回はないだろうと踏んでいたので拍子抜けしました。東京会場に行けなかった人にとっては朗報ですね。帰ってから調べてみると、宮城県の東北歴史博物館でも2017年3月25日から5月28日まで開催予定です。現時点でアナウンスがあるのは上記二ヶ所のみ。

福岡市博物館には、教科書に登場するポピュラーな国宝、かの有名な『漢委奴国王』金印があります。ニトロも本物を観たかったのですが、残念ながらフィンランド展のチケットでは入場できず。常設展示の観覧料200円は払っても良かったのですが、フィンランド展で二時間歩き通しだったので、またここから一時間ほど展示を見るのは体力的に辛い・・と、別の機会に譲ることにしました。

大満足で福岡市博物館をあとにして、次の目的地である天神へと移動します。
天神まではバスで移動するのが簡単で早いのですが、お腹を空かせるためにも歩いて移動しました。
鹿児島睦の図案展@三菱地所アルティアムに続きます。

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