ニトロのるつぼ

「低いハードルをぺたぺたと」「継続は力なり」

谷川史子原画展@リベストギャラリー創-1

time 2017/05/16

谷川史子原画展@リベストギャラリー創-1

GW旅行6日目は、再び東京に戻ってきました。本日の予定は、吉祥寺リベストギャラリー創の谷川史子展と、中野ブロードウェイpixiv Zingaroのアカギ展です。
【予定】谷川史子画業30周年記念『谷川史子原画展』@リベストギャラリー創
【予定】連載25周年「アカギ ~闇に降り立った天才~」展@pixiv Zingaro
まず向かったのは、本日が個展初日の谷川史子展。谷川さんの個展は、事前に「原画販売あり」と告知されていたので、買う買わないは別にしても、早めに行って順番だけは確保するつもりでした。

吉祥寺に来たのは7~8年ぶり。吉祥寺駅から商店街を通り抜けて、リベストギャラリー創に到着したのは開廊一時間前の11時でした。既に行列はできていましたが、この時点では15人に満たないくらい。原画販売狙いの熱烈なファンが大挙して詰めかけているのでは・・と覚悟していたので、ニトロの想像よりは少なかったです。しかし、その後も行列はどんどん伸びていって、最終的には100人超えていたのではないかな。ビックリしたのは、男性客の多さ。ニトロ年代の女性がほとんどかなぁと思っていたら、男女比率は半々くらいでした。谷川さんに、これだけの男性ファンがいるとは。

すごく天気が良いなか、日陰が全くない場所に並んで待っていたので暑かったです。ニトロは帽子を被っていただけマシでしたが、日傘があればなお良かったかな^^;一時間ほど待って正午になったので、いよいよギャラリーがオープンしました。ビル一階のギャラリーは30~40人も入れば満員になるくらいの広さなので、全員まとめて入場とはいきません。最初に数十人を入場させてからは、ギャラリー社員さんが様子を見ながら、数人が出たら数人を案内していました。

ギャラリーに入場する時に、社員さんが一人ずつ「原画の購入をご希望ですか?」と確認していて、希望者には手書きの番号札(整理券)を渡していました。販売用原画20点に対して、30枚の整理券を準備していたそうです。12時30分から、整理券の番号順に希望の原画を購入するシステムだったので、「すぐに決めなきゃ、欲しい作品が売り切れちゃう!」と焦る必要はありません。開廊から30分間の余裕を設けているので、ゆっくり原画を見比べて選ぶことができますし、販売開始まで「どれにしようかな~」と、楽しくも悩ましい30分を過ごせるわけです。
早く行って並んだ人から順番に選べるのは公平ですし、良いシステムだなぁと感心しました。もちろん、自分が欲しい作品が前の人に買われてしまう可能性は、番号が後ろになるほど高くなりますから、社員さんからは「何点か候補を決めておいた方が良いですね」とアドバイスが。

ニトロが会場に到着したのは11時過ぎでしたから、原画購入は無理かもなぁと思ってましたが、ニトロの前に並んでいた人でも「原画は購入しません」と整理券を受け取らない人がいたので、ニトロも運良く整理券を受け取ることができました。ただし、作品数20点に対して整理番号が10番台後半だったので、欲しい作品がそこまで残っているかどうかは微妙なライン。というより、まず売れてしまっている、と考えた方が良いでしょう。


気になる原画の価格帯は、高いもので大きめカラーイラストが18万円、安いものだとモノクロの小カットが3万円弱ほどでした。ハガキ大のカラーイラストは8万円、ハガキより少し小さめのモノクロカットになると、45000円。表示価格が税込か税抜かまでは確認できませんでした。総じて、大人の谷川史子ファンなら出せなくもない金額設定ですね。漫画家さんのイラストの相場を全く知らなかったので、谷川さんでこのくらいなのかぁと勉強になりました。
ギャラリーオーナーらしき人が「もしかしたら、後日また数点ほど販売用の原画が入荷するかもしれない」と話されていましたが、SNSを見ると本当に追加で納品されていましたね。初日に原画が買えなかった人でも、タイミングが良ければ購入チャンスがあったみたいで何よりです^^
ニトロは「この絵が残っていたら買おうかな」と何となくの目星をつけて、会場の展示作品を観て回りました。

谷川史子さんの絵の魅力を一言で表すのは難しいですが、ニトロにとっては、とにかく完璧な上手さと安定感のある漫画家さんです。

デッサンは正確なだけでなくモノの形の捉え方が独特で、『谷川ライン』と呼びたくなる線はどこまでも美しく、カラーであれほど淡くて雰囲気のある絵を描けるなんて、羨ましい以外の言葉が出てきません。最近は『おひとりさま物語』をつまみ読みするくらいで、三つ編みセーラー服姿が眩しい『清々と』も全く読んでいません。でも、主人公の立ち姿のカラーイラストだけで「ふわー、可愛いー!」となってしまうのですからね~。清ちゃんグッズは、限定アクリルスタンドなるものまで販売していました。アイドルグッズっぽかったです。

展示作品はほぼ撮影可能でしたが、版権の関係で一部作品は撮影禁止でした。撮影禁止エリアには、知人の結婚式のウエルカムボードや、アニメイラスト、水曜どうでしょうイラスト、映画についてのイラストなどがありました。

個展のDMやポスターに使われていたイラスト。

青空、麦わら帽子、ワンピースと、桜、着物、涙。組み合わせの妙とは正にこのこと。


青紫の紫陽花の淡い色彩と、微笑む女性の組み合わせ!素敵!余白の活かし方が絶妙です。



こちらはピンク色のチューリップに囲まれた横顔ポニーテール女子!素敵!

女子高生のセーラー服姿を、これほどまでに清潔感溢れる一枚絵で表現できる漫画家さんって、他にいるのでしょうか。下のイラストはりぼん時代と思しき年代ものですが、とっても可愛い~~。背景の雲の描き方が特徴的で、真似して描いていた記憶が甦りました。


この辺は、大人の女性ゾーンですね。カラー紙の地色を生かした絵も、谷川さんならでは。

谷川史子さんへのメッセージノートにも、直筆のイラストが描かれていました。展覧会が終わるまで、こまめにギャラリー宛にイラストメッセージを送っていたり、日を追うごとにメッセージノートの冊数が増えていたり(しかも、全て直筆イラスト入り)。作品と同じく、温かくほっこりとした谷川史子さんのお人柄が感じられました。ファンの人たちが、熱心にメッセージを書かれていたのも印象的でした。

ペン入れ途中風のイラスト・・!トーン番号やベタ指定まで入っていて、凝っています。


谷川史子さんといえば、横顔の美しさが代名詞ですよね。谷川さんほど、表紙などのメインイラストで横顔を描く漫画家さんはいない気がします。コミックのカバーイラストや漫画の表紙絵は、華やかに正面向いてポーズとった絵を描きたくなるものだと思うのですけど、谷川さんはそれをせず「これでもか」と横顔のオンパレードなのです。

爽やかな夏の季節を表したカラーイラスト。右側のスイカ食べてる子がお気に入りです。横顔から手の表情、画面の隅々まで神経が行き届いている絵に見えます。「このくらいで良いか」と、流して描いていないのが伝わってくる、本当に丁寧な作品ばかりなので、余計に人の心を捉えるのでしょうね。

柱の陰には、見逃してしまいそうな年賀状イラストが飾られていました。こんな年賀状が届いたら、正月から幸せ気分満開ですよ~、いいないいな~。谷川さんから年賀状が届く人が羨ましいです!
谷川史子原画展@リベストギャラリー創-2に続きます。

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