ニトロのるつぼ

「低いハードルをぺたぺたと」「継続は力なり」

谷川史子原画展@リベストギャラリー創-2

time 2017/05/17

谷川史子原画展@リベストギャラリー創-2

谷川史子原画展@リベストギャラリー創-1の続きです。

嬉しかったのが、カラー絵だけではなくモノクロ原稿の展示もあったこと。『おひとり様物語』丸ごと二話分の生原稿、とっても美しかったです。アナログ原稿は、それ自体が一つの作品として残るのが良い点ですね。最近はデジタルで漫画を描く人も増えていますが、デジタル原稿の印刷物を見ても、ここまでの感動はないでしょう。滑らかな描線、インクの乗り、トーンの削り方、セリフの書き文字に至るまで、過剰すぎず簡素すぎず、黒すぎず白すぎず。谷川さんの原稿は、全ての要素が絶妙なバランスで成立していて、「これがプロの仕事か」と感動しきりでした。




印象的な雨のシーン。男性を見上げる女の子の顔の角度、髪の毛の描写、雨筋にホワイトを入れているのね~など、一枚の原稿に見るべきポイントがてんこ盛りです。



掲載雑誌によって、原稿用紙のサイズが違いました。

この「思いつきで、行きたい場所に行けちゃう」感じが、働くおひとりさま女性の軽やかさを上手く演出していて、とても好きな場面です。


両話とも「いいな」と思う男性には既にパートナーがいるので、主人公はおひとり様のまま終わります。ハッピーエンドではない、むしろ失恋話なのに読後感が爽やかなのは、キャラクターに嫌味がないからかな。

展示作品を夢中で見ていると。あっという間に12時30分になりました。いよいよ、原画販売が始まります。入場時に渡された整理券の番号順に作品を選んでいき、売約済作品のプライスカードには赤丸シールが貼られるので、どの作品が売れたかはその場で分かります。ニトロの整理券番号は10番台後半だったので、自分が欲しい作品が買えるかどうかよりも、どの作品から売れるのか、人それぞれ欲しい作品は異なるだろうけど、その中でも人気作はどれか?などが気になっていました。


1番の人が選んだのは、意外にも小さなモノクロカット。2番目の男性は、おそらく狙っている人が多かったであろう『清々と』のカラーイラスト(一枚目の写真右上)を選んでいました。男性がこんなに可愛らしいイラストを選ぶなんて、とても素敵に思えました。続く人たちも「これ!」と即決する人もいれば「うーん、どうしよう」と迷う人もいて、見ているだけで面白かったです。
ちなみに、ニトロが欲しかった第一希望の作品は、順番が回ってくるまでに売り切れてしまいました。横顔の男女が向かい合うモノクロイラスト(二枚目の写真左下)も素敵でしたが、谷川さんの絵を買うならカラーが良かったので「欲しい作品が売れたから、今回は遠慮します」と伝えて、整理券を社員さんに渡しました。ニトロの他にも、整理券を貰ったけど買わなかった人が何人かいたので、30番まで呼び終わった時点で二枚の原画が残っていたようです。その場に居合わせた人たちから希望者を募って、じゃんけんで勝った人が購入権利を得たらしいと知ったのは、ニトロが帰った後でした。


初日の最初に入場したので、グッズは全種類揃っていました。クリアファイル、ポストカード、Tシャツ、アクリルスタンドなどを販売していましたが、谷川さんの絵はどんな形になっても可愛くてセンス抜群でした。しかし、ニトロは特に何も買わず^^;約一時間ほど滞在して、ギャラリーを後にしました。
最後になりましたが、谷川史子先生へ。漫画家生活30周年、本当におめでとうございます!リベストギャラリー創の皆さま、素晴らしい展覧会を開いてくださって、ありがとうございました。

次はアカギ展に行くため、中央線で中野駅まで戻ります。
吉祥寺駅まで戻ったところで、何かを忘れているような・・?あ!パティスリー『à tes souhaits!(アテスウェイ)』に行こうと思ってたのだった!すっかり忘れて、そのまま電車に乗ってしまうところでした^^;思い出して良かった。
念願の初訪問!吉祥寺『à tes souhaits!(アテスウェイ)』に続きます。

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