ニトロのるつぼ

「低いハードルをぺたぺたと」「継続は力なり」

【2017年Jリーグ】サンフレッチェ広島VSヴァンフォーレ甲府 2017.5.20

time 2017/05/20

【2017年Jリーグ】サンフレッチェ広島VSヴァンフォーレ甲府 2017.5.20

前節、セレッソ大阪にボコボコ祭りにされた傷も癒えないうちに、ヴァンフォーレ甲府との一戦がやってきました。
【2017年Jリーグ】サンフレッチェ広島VSセレッソ大阪 2017.5.14
セレッソ大阪戦後のインタビューで「自分たちの力が分かったことが収穫。残留をかけて戦っていく」と話していた和さん。今週初めには、和さんの呼びかけで話し合いの時間を持ったとの情報も。和さんの影響力たるや、ピッチ上の指揮官の呼び名はダテではありません。和さんが今年初めにキャンプを離脱した時点では、復帰までには相当時間がかかるだろうと覚悟していました。しかし、カップ戦から現在まで、傍目には予想以上のペースで調子を上げているように見えます。
心身ともにキツイだろうに、チームの現状を冷静に捉えて、言わなければいけない言葉を発して。その心労は如何ばかりでしょうか。今、和さんがやっていることは、本来ならキャプテンである青ちゃんの役目かもしれません。でも、青ちゃんも相当メンタルやられてる感じですから、和さんがフォローしつつ叱咤しなきゃいけないのかなぁと。

「ようやく」というべきか、甲府戦はスタメンが変わっていました。開幕から不動のワントップに据えられていた工藤さんは、今節とうとうスタメン落ち。神戸戦の出来、セレッソ戦もシュート0では、ここまで3ゴールを挙げているとは言え、我慢して使い続ける余裕はなかったのでしょう。代わりに、皆くんがスタメンに抜擢されました。もう一人のスタメン落ちは、千葉ちゃん。昨シーズン後半に起きたドーピング問題の影響かもしれませんが、イマイチ調子が上がらない千葉ちゃんを、ここで変えてきました。セレッソ戦でのパフォーマンスが悪かったので、本人も覚悟はしていたでしょう。代わりに入ったのは野上くんです。野上くんも細かいミスはあるのですが、足元は上手いので落ち着いて見れます。スタメン経験は何度もありますし、すんなりとゲームには入れそう。残りは、全て前節と同じメンバーです。

ヴァンフォーレ甲府には、昨シーズンリーグ戦ホームで負け、先日のルヴァン杯ではドローと、なかなか勝てていません。もちろん、現在17位のサンフレッチェ広島からすれば、どのチームとも厳しい戦いになるのは覚悟の上。今節も、セレッソ大阪戦と同じく、アウエー&デーゲームで、選手にはきつい状況ですが、生き残りをかけて絶対に落とせない試合です。ニトロも、今節負けたらいよいよJ2を覚悟しようと思っていました。相手チームの甲府がどうこうではなく、サンフレにとって、11節までで勝ち点6しかない現状から抜け出すには、是が非でも勝ち点3が欲しい状況だったからです。

試合開始からは、サンフレが押しているように見えました。試合入り直後の失点もなく、両チームが手堅くゲームを進めていくなかで、前半は0-0のままでも良いかなと思っていた矢先。相手のクロスをクリアしたかっしーのボールが、相手へのパスになってしまって、きっちり決められてしまいました。いや、今季は相手チームのスーパーゴールが、やけに多くないですかね??フリーキックとか、ミドルシュートとか「それ決まる?!」てのが、ことごとく決められてるイメージです。相手の技術もあるのでしょうが、フリーで打たせてる守備の問題もあるのでしょうね、結局。

今シーズン、先制されて勝った試合はありません。1点しか取られてなくても、こちらは0点のまま終了するか、どうにかドローに持ち込むのが精いっぱいでした。今節もビハインドを背負ってしまったので、どうにかドローで勝ち点1だけでも、と思ってしまいました。前半のうちに追いつけたら、まだ望みはあるのですが。
失点直後には、青ちゃんのイージーなパスミスからカウンターを受けてしまいます。ここでは、スタメン抜擢の野上くんが起用に応えました。一人でしっかりとボールを外に弾いて、ピンチの芽を摘み取ります。正直、あのまま決められて前半で2-0になってしまえば、敗戦濃厚でした。「何やってんのー!!」とパソコンの前で青ちゃんのミスにびっくりしていたら、野上くんのナイスディフェンスに救われました。あれは本当に、昨日の試合を壊さずに済んだキーポイントでした。あそこでまだ1-0で抑えられたからこそ、同点弾に繋がったのです。

同点ゴールは、シオの縦パスから。いつもは中央に入れても相手ディフェンスに囲まれてロストするのがパターンでしたが、今節スタメンの皆くんはボールを受けると、上手く反転して前を向きました。その動きに合わせて、両シャドーも連動して前に走り込みます。距離的には打てなくもなかったけど、冷静にパスを選択した皆くん。ボールを受けたロペスも、今までなら無理やり自分でシュートしていたかもしれません。でも、今回は違いました。横にいた晃誠さんへ、しっかりと繋ぎました。晃誠さんのクオリティなら、あとは触るだけ。前線三人が連動して、相手を崩して奪ったゴールでした。流れるようなゴールを見たのは久しぶりでしたが、本当に素晴らしかったです。前半のうちに追いつく理想的な展開になってからは、サンフレッチェの時間が長くなってきました。

後半に入ってからも、どちらかというと広島が攻めて甲府が受ける形です。次の得点が入るとするなら、サンフレ側の確率が高いように見えました。追加点は、和さんがサイドを駆け上がって獲得したコーナーキックからでした。晃誠さんのキックも良かったですし、野上くんの位置どりも良かった。通算350試合の記念試合で、ミズが自ら祝砲をあげましたね。
後半早い時間に逆転できたので、あとは勝ちきれるかどうか。まだ時間は十分残っています。仙台戦では、2-0までリードして勝利を確信したところから3-2と逆転されました。勝負に絶対はありません。1点差などワンチャンス、一つのミスでひっくり返されます。

得点後もサンフレペースで、ミカのクロスから皆くんヘディングシュートで3点目!決まったかと思いましたが、その前にボールがラインを割っていたと判定されノーゴール。いやー、惜しかったです。それまでにも十分仕事したけど、皆くんはゴール決めたかっただろうな。どんぴしゃのヘディングシュートだったので、得点にしてあげたかったです。試合を楽にする意味でも、だめ押しの追加点が取れるようになれば、もっと手堅い試合運びができますし。ロペがゴールキーパーと一対一になったときも「もらった!」と思いましたよ^^;決めてたら三戦連続のゴールでしたが、惜しくも止められてしまいました。でも、ロペス良くなってきてますね。惜しいミドルシュートもありましたし、間違いなく相手からみて怖さがある選手になってきました。
最後には、皆くんの足が攣って工藤さんと交代。工藤さん、後半10分のみのクローザーでしたが、ボールキープしてほしい場面で相手に取られてしまったり、あとは時間使うだけなんだから、上手に立ち回ってほしいーと思ったり思わなかったり。

最後、甲府のコーナーキックは劇的同点弾へのフリとしか思えなくて、ゴールネットが揺れた瞬間は「ここにきても勝ちきれんのか!」と落ち込みました。結果はゴールネットの横をかすめただけで、どうにかしのいでそのままタイムアップ。実にガンバ戦以来、一ヶ月以上ぶりの勝ち点3となりました。

今節スタメンに抜擢された皆くんが、前線でしっかりボールを収めてくれたので攻撃がスムーズでした。工藤さんが収まらなすぎたのかもしれませんが。ワントップではなく、シャドー向きなのですかね?でも、晃誠さんは外せないですよ、ニトロ的に。ロペともだいぶ合ってきましたし。晃誠さんの技術の高さは、和さんと並んでチーム随一だと思ってます。かっしー、ミカは相変わらず闘志むき出しで良かったです。
後半、かっしーがシュートしても良い場面で、途中出場の航平にパスを出して、航平はフリーだったのに決められなかったのは勿体なかったです。航平はシュート上手いのだから決めてほしかった!かっしーも、周囲の状況を見ての判断だったのでしょうが、あえて自分で打つことでボールがこぼれてくる可能性もありますし、強気にいっても良かったのではーと思いました。

とにもかくにも、勝てて良かった。この一言に尽きます。
試合後の選手コメントもまだまだ危機感はありますが、ここから上を向いて戦っていく、それだけです。和さんが「ミーティングで、失点した時に下を向くのはやめよう、声を掛け合おうと話した」と言ってました。また、今回の収穫は、勝てたのはもちろんだけど、サポーターも含めてチームが一つになれたことだとも。和さんは、本当に冷静に、そして的確に状況を見ています。でも、ですよ。和さんが、このままシーズン終了まで一緒に戦える保障はありません。もし、途中離脱したとしても、和さんが示した道筋を基本線として、何とか残留だけはしてほしいものです。

監督コメントでも「15位を目指す」と明言していますし、和さんの残留争いに向けてのコメントもそうですが、長いシーズンで浮き沈みはあるけど、最終的に15位なら残留できると示すことで、過度にプレッシャーを感じさせない効果はあるのではないでしょうか。ここから「優勝を」と言われても夢物語で具体性がないけど、今の位置から最終的に15位であれば良いと(本心は別だとしても)公に表明したことで、優勝の自負やプレッシャーから選手を解き放てれば良いですね。現に、ただの一ファンであるニトロでさえも、和さんとポイチさんのコメントによって、逆に楽な気持ちになりましたから。
そこまで見越しての発言かどうかは分かりませんが、ニトロでさえもそうなのですから、実際にピッチ上で戦う選手たちにとっても、目標を下方修正して気が楽になったのでは。

目先に一喜一憂せず、かといって無策ではいけないので、現状のベストを尽くしながら、一つ一つ勝ち点を積み重ねていくことが、今のサンフレッチェにできることなのでしょう。なかなか現地に行けませんが、次節ジュビロ磐田戦で勝って今季初の連勝を果たしてこそ、ヴァンフォーレ戦の勝利がより意味を増します。ガンバ戦だって「一つ勝てた!」さぁここからだ!」と気分は上がりましたが、そこから散々だったわけですから。でも、試合を追うごとに得点が取れるようになってきましたし、ディフェンスは本職の野上くんが引き続き頑張ってくれたら、少しは安心できるかな。
甲府相手だったからできた部分もあるでしょうし、一試合だけでは皆くんも野上くんもスタメン確約とまではいかないでしょう。二戦、三戦と目に見える実績を積んで、どうにかポジションを奪ってほしいですね。工藤さん、稲垣くんにも期待はしているのですが、どうなるかなぁ。カップ戦を勝ち抜けて、真剣勝負の公式戦に出場できる状態は確保しておきたいです。ルヴァン杯はマリノス戦で負けたら予選落ちです。天皇杯もそろそろ始まりますけど、どうにか上を目指してほしいです。

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