ニトロのるつぼ

「低いハードルをぺたぺたと」「継続は力なり」

【2016年Jリーグ】サンフレッチェ広島VS横浜F・マリノス 2016.7.17

time 2016/07/18

【2016年Jリーグ】サンフレッチェ広島VS横浜F・マリノス 2016.7.17

2ndステージも早いもので既に第4節。ホームに横浜F・マリノスを迎えた今節は、アーセナルへ移籍する浅野選手にとってサンフレッチェ広島での最後の試合でした。※くどくなるため、ここからは敬称略で失礼します。
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アーセナル移籍の報と共に、横浜F・マリノス戦が浅野の最終出場戦になることもアナウンスされたので、すぐに妹2にチケット手配をお願いしました。移籍が決まって以来、浅野関連のニュースを見ては涙ぐむ日々だったので、今日のセレモニーも涙なしには見れないかも・・そんな心配をしながら会場に向かいます。
2ndステージは、初戦の磐田に勝って以来、鹿島に負け、柏にも痛恨のドローと勝ち星から遠ざかっています。今日は絶対に勝って、笑顔で拓磨を送り出したい!!その思いは、すべての選手、サポーターに共通していたはずです。
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今日のマッチデープログラムの表紙は、もちろん浅野拓磨!来場者全員に手渡された特製ポストカードにも、感謝の言葉が綴られていました。三連休中日の日曜ナイター開催でしたが、最後に浅野を一目見るべく駆けつけたサポーターも多く、開場前からスタジアム周辺は熱気に包まれていました。入場者数は今季最多で、約26000人!選手入場時には、2016年チームスローガンの『挑戦』コレオも。
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まずは試合について。ここ最近では定番化していますが、先制されて追う展開です。やっぱり中村俊輔のキックは上手い!怖い!まんまとCKから決められて1-0。ぴりっとしないまま、前半終了。
ハーフタイムでは、小規模ながらも打ち上げ花火があがって夏気分。昨年ぼろ負けした柏戦でも観たことを思い出しました。
後半、まずは寿人とミキッチの二枚交代、間髪入れず皆川投入で前線の活性化をはかります。この采配は見事に当たり、交代した三人によって待望の得点がもたらされました。一点目はミキッチクロスから皆川のヘディングで、まずは同点です。皆くんは、今季リーグ初得点。おめでとうございます!
その直後にも、またもやミキッチからのクロスに浅野が反応してシュート。惜しくもキーパーに弾かれますが、しっかりつめていた寿人が決めて逆転です。
昨シーズンのサンフレッチェならこのまま逃げ切って勝利が定石なのですが、そうはいかないのが今季の辛いところ。あと少しが守り切れません。
前節柏戦でも3-1の二点差を追いつかれて痛恨のドローでしたが、今節も同じように終了間際、簡単にクロスをあげさせると為すすべなくヘディングを決められ同点に。結局、試合はそのまま終了。
浅野が移籍発表した時点で残っていた3試合は、負け1つにドロー2つ。勝ち試合はゼロです。浅野も言っていましたが、サッカーの難しさが出ましたね。特に前節、今節のドローは、勝てそうな試合展開・流れもあっただけに悔しさが残ります。
何よりチームメイトは、勝利で送り出したかったはず。
でも、取って取られてのシーソーゲームで、悔しいながらも見応えのある試合でした。これで、2ndステージは4試合を消化して1勝1敗2分け。柏、横浜戦は、ともに先制されながらも追いつき、逆転までするものの追いつかれるパターンが続いています。ただでさえ手薄なDF陣からオリンピック期間は塩まで抜けるのは痛すぎますが、控え選手の奮起及び新加入選手の活躍に期待です。

試合が終わってからも、浅野のセレモニーを見届けるべく多くのサンフレッチェサポーターが残っていました。
入団時からの軌跡をまとめたVTRの後に浅野がスピーチしたのですが、21歳とは思えないほどしっかりと自分の言葉で話していました。家族からの花束贈呈の時は、本当に号泣と言ってもいいくらい泣いてたなぁ。素直なだけでなく、プロに必要不可欠な貪欲さもあって、周囲への感謝も忘れない。
誰からも愛される浅野が、誰よりも泣いていました。
入団時から浅野の面倒を見て人一倍可愛がっていたミズも、集合写真を撮影する時に浅野後方で号泣していましたね。胴上げ時には、航平が浅野父を胴上げしようとして和さんからツッコまれていたり。しんみりした雰囲気のなかでもボケることを忘れないコペッチ、ナイスです!

サンフレッチェ広島、そしてサポーターへの感謝の言葉を余すことなく伝えてくれて、スピーチの最後には「いつかまた、紫のユニフォームを着て、皆さんとともに戦える日を夢見て・・」なんて、サポーターが沸く言葉も発してくれました。
この「いつか帰ってくる系」の発言に対しては、行く前からそんなこと言ってどうする!行くなら向こうで引退するくらいの気持ちでいけ!って考える人もいるでしょう。ニトロだって、通用しないからやっぱり戻りますなんて中途半端は、いかがなものか?と思います。
海外生活が思いのほか肌に合うかもしれないし、色々な出会いもあるでしょう。サッカーだけでなく、一人の個としての人生、異国の地でもしっかり根を張ることができるなら、無理して日本に、広島に戻ってこなくてもいいのです。
ただ、カープの黒田さんみたいに、本場アメリカで大活躍して、それでも現役最後は愛着あるチームのユニフォームで過ごしたい、チームの力になりたい。そう思って帰ってきてくれるなら、それほど嬉しいこともありません。浅野が、再び紫のユニフォームに身を包んで帰って来た時には、絶対に新スタジアムで迎えたい。そんな期待も希望も、正直あります。

これまでも、幾度となくプロの壁にぶつかってきたでしょうけども、海外挑戦は比べ物にならないくらい困難なはず。でも、浅野なら絶対に大丈夫。そう思わせてくれる頼もしさと安心感があります。
昨シーズン、2015年のサンフレッチェ広島年間優勝も、浅野がいなければ果たして実現していたかどうか。「自分は、広島で何も成し遂げることができなかった」と言っていましたが、そんなことはありません。本当に、サンフレッチェには不可欠の存在になっていました。

余談ですが、スピーチ後には、浅野がスタジアムをぐるり一周ラウンドしました。
その時に花束やプレゼントを手渡しているサポーターの姿を見た妹2の旦那さんが「自分も何かあげたい!」と、持っていたサンフレタオルを急きょ渡す作戦に。
ニトロ達が待機していたのは、ラウンドもほぼ終わりにさしかかった辺りでしたが、妹2旦那さんがタオルを投げようとしているのに気付いた浅野。
しっかりと意思の疎通をはかったうえで、キャッチしてもらうことに成功^^
妹2旦那さんが「イギリスで使ってくださいね!!」と声をかけると、しっかりとこちらを見て「うん、うん」と頷いてくれました。このやりとりだけでも、浅野の優しさや真摯さが伝わってきました。
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若くて才能あふれる浅野の前途に幸多からんことを。心から願っています。本当に、ありがとう!!!

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