2019/01/31

2015年4月末、ニトロ+ニトロ母+妹2の女三人で九州旅行してきました。
広島を出発してまず向かったのは大分。途中で立ち寄った美東SAのちゃんぽん、いつ食べてもボリューム満点で美味しい!また食べたいです。
高速道路は混雑もなく、無事に大分県立美術館に到着しました。美術館に行きたかったのはニトロだけなので、ここから母と妹2とは別行動です。二人は駅前のショッピングセンターでお買い物してました。
建物自体も素晴らしいし、展示も充実していました。外観も特徴的ですが内部も解放感があって、もし地元の近くにこんな美術館があったら、何も用事がなくてもしょっちゅう入り浸ってしまいそう。
図書スペースにもテーマごとに関連書籍がずらっと並んでいて、じっくり見ていると時間がいくらあっても足りそうにありません。レストランも気になったのですが、今回は利用しませんでした。次回があれば、ぜひランチを食べてみたいなあ。
開館記念展である『モダン百花繚乱-大分世界美術館-』も、とても見応えありました。
伊藤若冲の作品2点のうち、樹花鳥獣図屏風は展覧会後期のみの展示だったので見ること叶わずでしたが、石灯篭図屏風はありました。国宝・長谷川等伯による松林図屏風も、展覧会期中盤の2週間限定公開だったので見れず、残念。でも、絵画だけではなく、織物、焼き物、民芸品等・・展示品は、幅広い領域にわたっており、楽しかったです。陶芸では、北大路魯山人の作品が印象的でした。
つばき鉢、備前大手桶など、どっしりと貫禄ある作品や趣向を凝らしたものから、萌葱金欄手鳳凰文煎茶碗のような繊細な磁器まで、引き出しの多さ、深さに感動しきりでした。
開館して数日しか経過していなかったので大混雑も覚悟していましたが、予想外に空いていて余裕をもって鑑賞することができました。さすがにGW中は人出も多いだろうけど、展覧会は6月に入っても続きますし、大分近辺に行く予定があれば寄ってみても損はありません。美術だけでなく建築に興味がある人にも堪らないでしょうし、本当におススメスポットです。
さて、美術館で大満足したあとは、大分駅まで15分ほど歩いて母と妹2に合流。遅めのお昼ご飯を食べて空腹を満たしたら、宿泊先のわいた温泉へと向かいます。
絶景!わいた山荘の天空桶風呂に続きます。