ニトロのるつぼ

「低いハードルをぺたぺたと」「継続は力なり」

syrup16g COPY発売16周年記念ツアー『十六夜 <IZAYOI>』@恵比寿リキッドルーム 2018.2.20

time 2018/02/21

syrup16g COPY発売16周年記念ツアー『十六夜 <IZAYOI>』@恵比寿リキッドルーム 2018.2.20

十六夜ツアー後半戦、当初は行く予定のなかった名古屋まで行って、十一夜の恵比寿リキッドルームを迎えました。
ライブ前の空き時間、ニトロは池袋PARCOのくらもちふさこといくえみ綾の二人展、妹1は近場の神社巡りへ。待ち合わせは「17時頃に恵比寿で」とだけ決めて、別行動していました。
くらもちふさこ・いくえみ綾 二人展『 “あたしの好きな人”へ』@池袋PARCO
昼ご飯を食べ終わったのが14時前ですから、自由時間は少なかったのですが、時間が過ぎるのを忘れて二人展を観ていたら、いつの間にか17時前になっていてビックリ。しかも、妹1からは既に「恵比寿に着いたよ」ラインが届いていました。は、早い!いや、ニトロが遅いだけか^^;

今から池袋を出発する旨だけ連絡すると、妹1が「売り切れちゃいけないし、先にグッズ買ってくる」と、先んじてリキッドルームに行ってくれました。これで、Tシャツを買い逃す心配はなくなりました。ありがとう、妹1。
ニトロも20分ほど遅れて恵比寿駅に到着。無事、妹1と合流しました。あらかじめ恵比寿駅のコインロッカーに荷物を預けて、身軽な状態でリキッドルームへと歩いていきます。5分ほどで到着したのですが、思った以上に街のど真ん中にあったのが意外でした。

リキッドルームと言えば、昔からsyrup16gと縁が深いライブハウスってイメージなので、一度は来たかった場所です。今日のライブで、まさに念願が叶いました。

当然、チケットはソールドアウト!です。
恵比寿リキッドルームは、二階のロビーが待機スペースになっていて、コインロッカーと物販、お手洗いもあります。
てっきり、ライブ会場は二階の奥にあると思っていたら、一階がライブ会場でした。なんだか不思議な建物・・。開場時間直前になっても整理番号順に並ばせるそぶりはなく、時間になると直接番号を呼び出しながら案内が始まりました。二階のロビーは大して広く感じなかったのに、他の場所に並ばせる必要がない程度には余裕があるのねーと、変な部分に感心してました。

初めてのリキッドルームは、四方にカウンターやバーが設置されていて段差が多め&ステージ高めで、どこからでも見やすそうな造りです。これは良いライブハウスだなーと、ライブ開始前からワクワクしてきました。
今回の整理番号はあまり良くなかったのだけど、PA卓の横に行けたのでステージ全体が見渡せました。名古屋クアトロより、もう少しステージが遠いかな?程度の位置関係でしたが、それでも十分です。何よりも、PA卓との仕切り壁のおかげで横に寄りかかれて楽でした。ほら、ニトロも歳なのでね・・立ちっぱなしのライブは体力的にしんどいのですよ。

待つこと40分ほどでしょうか、開演時間を少し過ぎた頃に、すっかりおなじみとなった出囃子インストが流れ始めました。そして、メンバー登場。恵比寿の夜、十一夜がスタートしました。

セットリストは、名古屋とほぼ同じでした。
って事は・・そう、翌日を、また聞けたのです(T_T)う、嬉しいよぅ。。
あの、五十嵐さんが奏でるギターイントロ聞いただけで、泣けてきました。妹1は名古屋に行けなかったので、今ツアーでの翌日は恵比寿で初聞きでしたが、やはりとても感動してました。いや、ライブに足を運ぶほどのsyrupファンで、あの翌日に感動しない人なんて・・いないでしょう。
五十嵐さんが丁寧に奏でるギターに、抑揚の効いたマキリンのベースが程よいアクセントになっていて、鐘の音のようなキラキラしたギターのカッティングにダイキちゃんのドラムが絡んできて・・スリーピースバンドの、一種の理想形じゃないでしょうか。

恵比寿での五十嵐さんは、4曲目が終わったあたりで「病み上がりだぜーー」と叫んでいた通り、始まってすぐは「風邪ひいたのかな?」と心配になるような、声も少し枯れた感じを受けましたが、ライブが進むにつれて、気力で声を振り絞って、演奏も熱を帯びてきて・・とても素晴らしいライブでした。

最初のMCで、五十嵐さんが「昨日まで体調最悪でぇー、ちょっとライブがお休みだったんですけど、間が空くとダメですね」と言うと、すかさずダイキちゃんが「がっちゃんて、風邪ひいてない時が、あんまりないよね?長くみてるけど・・」と鋭いツッコミを浴びせていました。たしかに、ライブで会う五十嵐さん、特に冬場のライブはほぼ風邪気味かもしれません。それでも、たぶん公演中止はしたことないはず?なので、ギリギリ踏ん張っているのでしょうね。ボーカリストの体調管理って神経使うだろうし、どれだけ気を付けていても風邪ひくときにはひくし、インフルエンザとかも怖いし、本当に大変ですよね。
このMC後に演奏された、これで終わり。すごく響きました。好きだなぁ(T_T)

かなりライブが進んだ時点で、おもむろに「ここ(シャツのボタン)が開いてましたね」とポツリと呟き、律儀に閉める五十嵐さん。もう、色々と、絶対狙ってやってるだろ!ぶりっこだろ!じゃなきゃ、そんな可愛さ出せないだろーー!!
あとは「リキッドルームって言うと、新宿って言いそうになる。。世代が古い」とも言ってました。リキッドルームって、新宿にあったのかー。

本編終わり前に「これで最後になるんですけど」と言った時に、静かに聞いていた客席に向かって「ほんとに最後かもしれないですよ、アンコールやるんでしょみたいな感じかもしれないけど、そんなものは分からないじゃないですか」とか言ってました。た、確かに!!
いや、syrupのライブはアンコールまでめいっぱいやってくれるから、ファンとしては有り難さしかないです、本当に。ただでさえ体調悪くてしんどいのに、ちゃんとダブルアンコールまでやってくれて、しかも!!最後の曲が土曜日だったのですよ。。もう、ニトロ感涙。感涙です。

土曜日前のMCだったかな、ツアー後にお休み期間に入ることを踏まえて「しばらくライブないかもしれないので、本当に来て~。お友達とか誘って・・変な集会があるよって」と言って、イントロが流れた瞬間。
最初は、あれ?きこえるかいじゃないな?何だろ?と分からなくて。好き好き言ってるわりに、ニトロによくあるパターンです^^;で、土曜日ーーー!!て分かって感動して、聞き惚れました。この上ないラスト。嬉しさしかありません。
四夜の大阪で聞いて以来の土曜日でしたが、大ラスに相応しい名曲だな!と再認識。ニトロにとって、土曜日は、イントロから最後のアウトロまで、とにかく全てにおいて完璧なのです。初めてのフルアルバムの最後の曲に、これをもってくる五十嵐さんの才能が恐ろしい。

五十嵐さん「(ライブに)来てくれて、本当に嬉しいので」とも言ってたかな。
ファンとしては、ライブは楽しみでしかないけど、五十嵐さんにとっては、けっこう負担であって、決して楽ではないし、しんどいのだろーなぁと考えると、そんな無理してやってくれなくてもいいよ・・と思っちゃう部分が、少なからずあるのです。けど、そんなライブの中で、五十嵐さんが「楽しい」とか「嬉しい」なんて言ってくれると、こちら側としても、一方的にsyrup16gの音楽を好きになって求めてしまってるけど、その事実自体が、少しでも五十嵐さんを支える糧になってるのかな?そうだといいなーと思えます。

恵比寿までのセットリストは、基本の流れは同じながら四夜四様で、全く一緒のセトリはありませんでした。最後の最後まで、名古屋と恵比寿は同じかなーと思ってたけど、ダブルアンコールが変わっていましたし。
もちろん、きこえるかいも大好きな曲だけど、今回はCOPY発売16周年記念ツアーが主題でもあるので、残りの公演はできれば土曜日終わりでいってほしいなー。いや、ただニトロが土曜日ひいきなだけですけども。

名古屋では、終始テンション高くて歌詞飛ばしまくりの五十嵐さんでしたが、恵比寿では、テンション高く保ちつつも、間違いは少なめでした(当人比)。落堕は、今回もちゃんと歌えてました。何かコツを掴んだのでしょうか(今になって?)。落堕のイントロ、最近ずっと同じギターアレンジですが、格好良くて大好きです。てか、五十嵐さんが奏でるギターの音色は、何でも大好物です。
でも、十六夜ツアー後半戦では、アコギ曲がないですよね。光なき窓とか、アコギを掻き鳴らすイメージしかなかったけど、違ったので意外でした。ライブ一本通してアコギを全く使わないなんて、今までのsyrupライブでは観たことないかもしれません。何か、こだわりがあるのかな。

決して体調は万全ではないし、声が掠れる部分がありつつも、とにかく真摯に、丁寧に、一曲一曲演奏して聞かせてくれる五十嵐さん、ダイキちゃん、マキリン。恵比寿の夜は、ここまでの後半戦のハイライトでした。少なくとも、ニトロと妹1にとっては、セトリも、五十嵐さんの歌も、三人の演奏も、会場の雰囲気も、完璧に近かったです。
どうか、最後まで大きな病気や怪我などなく、十六夜ツアーを完走できますように・・と祈るばかり。
次の埼玉公演で、9公演あった後半戦も折り返し地点です。埼玉にも行くので、2月の短期間に5公演が集中してしまって、3月のライブは最終夜の新木場だけ。水戸にも行きたいのですけども、どうかなー。行けるかな-。行きたいな-。

綺麗なスタンド花が届いてました。あー、十六夜公演のスタンド花・・どうしよ><
夢見心地のなか、終演後にドリンクを引き換えて、妹1とライブの感想を話しながら恵比寿駅まで戻ります。明日のディズニーランドに備えて舞浜のホテルに宿泊したので、東京駅から京葉線で舞浜駅へと移動。身体はクタクタだけど気持ちは満たされていて、心地よい疲労感に包まれながら眠りにつきました。

翌朝・・いや、翌日!!
ニトロにとっては、かれこれ20年ぶりのディズニーランドに行ってきました。
いつも行くのはディズニーシーばかりで、ランドには行くことなくて。今回は、甥っ子たちが初ディズニーだったので、ランドの方が楽しめるかな?と思って、こちらにしました。
2006年の12月に渋谷AXでsyrupライブ観た時も、次の日にニトロ母とディズニーシーに行ったり、ニトロ姉妹+妹1旦那さんとROCKS TOKYOへ行った次の日もシーに行きました。一番最近だと、妹2夫婦とサンフレッチェ対浦和レッズ戦を見に行った次の日も、シーに行きましたね。
ディズニーランド目当てで東京に行くことはまずなくて、何か(ほぼライブ)のついでに「暇だし行くか」て感じの場所です。

今回は、妹2がうまい具合にファストパスをゲットしてくれたのと、2月平日だったのも手伝ってか、予想以上にスムーズに回れました。

ランチも、全く並ばずに買えました。チキンとラタトゥイユのバーガーセット、案外美味しかったです。
昼間のパレードは初めて見ましたが、なかなかの迫力!甥っ子たちは、ニトロよりキャラクターに詳しいので「○○だー!」と喜んで見てました。ニトロにとっては、syrup16gライブの方が、何倍も楽しくて感動できる空間ですけど、何よりも甥っ子たちが楽しそうだったので良かったです。
前日も、妹2が甥っ子二人を連れてナイトディズニーしてくれたので、初ディズニーランドをかなり満喫したはず。ニトロと妹1が心置きなくライブを楽しめるのも、甥っ子たちの面倒をみてくれるニトロ母や妹2がいるからこそ。本当に、家族って有難いです。

シンデレラ城の上を飛ぶ飛行機。

ディズニーランドには朝8時過ぎに入園したのですが、余裕を持って17時頃まで楽しめました。
さすがに新幹線を待っている時間は、特に妹1と甥っ子たちは遊び疲れてクタクタ。ニトロと妹2は、デパ地下で弁当やらお土産を買い込んで、19時過ぎの新幹線に乗って東京に別れを告げました。
でも、ニトロは中一日でまた来るんですけどね^^;一日で戻ってくるなら、そのまま東京のホテルに泊まればいいじゃん!とも言われましたが、往復バスや新幹線の予約もしたし、直前だからキャンセル料かかるし、ホテルも二泊しなきゃいけないし、仕事も休まなきゃいけないしで、戻った方が楽だわって結論に達しました。
元々、休みの日とライブが被っていたら、行ける範囲で行くつもりだったけど、埼玉は金曜日だから最初から諦めてたのですよね。でも、ツアーを重ねるごとに良くなっていくライブを体感すると、五十嵐さん地元公演だし、小さなライブハウスだし、しばらく会えなくなるし(やはり、この理由が大きい)、埼玉行きたいなぁって。これは仕方ない!

そんなわけで、次は埼玉ライブ。しつこく続きます。
syrup16g COPY発売16周年記念ツアー『十六夜 <IZAYOI>』@HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3 2018.2.23

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