白いガンジーセーター-6【編みもの修学旅行】

白いガンジーセーター-1【編みもの修学旅行】
白いガンジーセーター-2【編みもの修学旅行】
白いガンジーセーター-3【編みもの修学旅行】
白いガンジーセーター-4【編みもの修学旅行】
白いガンジーセーター-5【編みもの修学旅行】

ガンジーセーターの糸始末が終わったら、水通しをして伸ばします。
そもそも、編みあがり後の洗いが必要かどうかは意見が分かれるところですが、ニトロはスチームアイロンより水通し派です。編み地を落ち着かせるのと、大きさ調整が目的。ぬるま湯に少量のオシャレ着用洗剤を入れて数時間つけ置きしたら、手で優しく水気を絞ります。日陰で平干しして乾いたら完成です。
2cmほど短かった着丈が本のサイズまで伸びましたし、胸模様部分の編み目も落ち着きました。着用してみると水通し前ほどのパツパツ感はなくなり、全体的にゆとりがあります。
とは言え、セーターの下はヒートテック一枚でちょうど良いくらい。襟がボートネックっぽく開き気味なので、少し厚手のシャツ（ユニクロのフランネル地長袖シャツなど）をインして着たら可愛いかな？と思っていたけど、着膨れしそうでちょっと厳しいかも＾＾；

本の指定針4号のところを6号で編んでいたので最後まで糸が足りるか心配でしたが、ギリギリよりまだ余裕があるくらい残りました。
追加購入するには時間もお金もかかる毛糸ですから、一コーン巻きで済んで良かったです。今まで毛糸玉しか編んだことがなかったニトロにとって、今回フランジパーニで編んだガンジーセーターが初めてのコーン巻き毛糸体験でした。
編んでみて何よりも感動したのが、頻繁に糸交換しなくてもいい楽チンさ。しかもフランジパーニの毛糸は、編み始めから編み終わりまで結び目一つありませんでした。天然素材なので個体差はあるかもしれませんが、やはり安価な毛糸とは違いますね～。
もちろん一枚のセーターを編むには糸を切ったり付け直したりする必要があるので、一度も毛糸にハサミを入れず一筆書きのごとく編み続けるのは不可能でしたが、編み終わった後の糸始末が最低限で済むと思うだけでかなり気楽でした。
コーン巻きであればフランジパーニに限ったことではありませんし、Miknitsで購入したアランカーディガンキットもコーン巻きですから、糸始末が簡単そうで嬉しいです。
Miknitsも早く編みたいけど、その前に色違いガンジーセーターを続けて編むか。手順が頭に入っているうちに編んでしまいたいし、襟つきアランカーディガンの時みたいに色違いの二枚を並べて見比べたい。

襟つきアランカーディガンの写真を改めて見返すと、自分用に編んだ一枚目（左）よりも従妹に頼まれて編んだ二枚目（右）の方が、よりコツを掴んでいてスムーズだったからか、完成度が高い気がします。
シルエットもすっきりしているし、襟の開き方も理想的。もちろん自分用に編んだカーディガンも気に入ってますが、何となくもっさりしてるので。
色にもよるのかな～。ニトロは、薄いベージュとグレーが混ざったようなオートミールで編んだけど、濃い色の毛糸の方が、より引き立つのかもしれません。
太い毛糸でザクザク編めるので、見た目ほど時間も手間もかかりませんし、何よりも完成時の達成感が凄い！また色違いで編みたいカーディガンです。


同じアイテムの色違い好きです＾＾

今回で白いガンジーセーターもとい、グレーのガンジーセーターのエントリは終わりです。
使いやすさ優先でグレーにしましたが、もう少し鮮やかな色でも良かったかな。フランジパーニの毛糸はどの色もいかにもイギリス産っぽい色味で素敵でしたから。

次に編むアイテムをガンジーセーターにするか、Miknitsカーディガンにするかの問題。
来年1月の三國さん個展にMiknitsカーディガンを着て行くのであれば、早いとこ着手した方がいいのは分かっているのですけどね。
カーディガンの編み図を自分なりにアレンジして編むつもりでしたが、もしかしたら12月に発売される三國さんの新刊にもアランセーターの新作があるかもしれません。もし新刊に「これぞ！」と思うような作品があれば、それをMiknits毛糸で編むのもありかなーと考え中です。なければ、予定通りアレンジするか、もしくは編み図に忠実に編みます＾＾
早くMiknits毛糸を編みたいけど、新刊発売までもう少し待つとします。