2021/11/14
アランカーディガン用毛糸『ブリティッシュエロイカ』
毛糸が手元に届いたからには、編まずにはいられません^^分からないことだらけですが、我慢できずにキャストオンしました。
ガンジーセーターは、前&後ろ身頃をぐるっと輪編みする構造で、袖も輪編みだったので、とじはぎは肩部分のみ(しかも簡単な引き抜きはぎ)でした。従って、初めて編むセーターとしては、とても分かりやすくて編みやすかったです。
しかし、大体のセーター及びカーディガン類は、前身頃・後ろ身頃・袖etc・・それぞれの平面パーツを編んでから、とじはぎによって立体化していきます。
すくいとじですら「どこに糸を通すのが正解なのか?」とびくびくしているニトロなのに、色々な罠(?)が待ち構えている今回のチャレンジ、果たして成功するのでしょうか。
まずは、97目の作り目から。
モヘアを編んだあとに極太糸を触ると、めちゃくちゃ太く感じます。もふもふした手触りが気持ち良くて、これからの季節にぴったりの毛糸なのでテンションが上がるなぁ。指定糸&指定針なので、ゲージは取らずに進めますよ。
裾は、ねじり目と裏編みを交互に編みます。表裏交互の1目ゴム編みでも良さそうなものですが、ねじり目の方がデザイン的に可愛いと、三国さんが判断したのでしょう。裏段でのねじり目が初めてだったので、どう編むのかしばし悩みました。本に記載されている編み目記号の『ねじり目(裏目)』に沿って、そのまま編むことで解決。
ネットで検索して、動画を見て。。
本当に、ネットのおかげで独学でも何とかやれています。今まで、編み物に何度か挑戦しながら挫折した原因の大部分は、分からない部分を解決する手段がなかったから。誰にも聞けない、本を見ても分からない。結局、先に進めなくて「やっぱり、自分には編み物なんて無謀だったのだ」と、途中で放棄していました。
でも今は、ネット検索すれば何かしらの答えやヒントが出てきます。有難い時代だよなぁ~と、いつも感謝しています。
裾編みが終わると、次は身頃です。
まずは後ろ身頃から、がっつり編みます。裾から身頃に切り替わる段で一目増やすのですが、どこで増やすのが正解なのか・・?ここでも、かなり迷いました。
結局、特に理由はないまま、編み始め3目と4目の間に1目ねじり目で増し目を入れました。でも、編み図が見えてる範囲では、その箇所で増し目をしている記述は見当たらないのですよね^^;
後半で増し目をした方がよかったのかな?どうすればよいの~~?とびくびく。まぁ一目だし、大勢に影響はないので適当に流しました。どうすれば、一番きれいに見えるのかは不明です。
そもそも、ニトロはアラン模様を編むのすら初めてなので、編み目記号を読み解くのにも一苦労です。
交差の向き、目を入れ替えて、なわあみ針を使って・・初めてのことだらけ。交差の向きがおかしかったり、なかなか進まないと途端に弱気になります。
「やっぱり、こんな高等技術を使うカーディガンなんて、ニトロには敷居が高かったのか。。後ろ身頃が終わっても、前身頃×2、袖×2、襟、前立て×2・・ボタンつけもあるし、とじはぎも鬼のように!!ああ~~、無謀!」と落ち込んできます。
しかし、だんだんとコツを掴んでくると「あれ、意外といけるんじゃない?」と、またやる気が出てきます。我ながら単純極まりない^^;
まだまだ先は長すぎますが、コツコツと進めていきたいです。モヘア糸もないままですしね・・手袋も、片方ずつで放置していますし。
一玉編み終わり。あれ、何だか小さい・・?
もう少し編み進めてから測ってみると、やはり指定ゲージに比べて若干小さめ。とは言え、大幅に違うわけでもないので、このまま進めます。
自分で編んでみて分かる、気仙沼ニッティングのアランセーターの美しさ。
実物を見たことはありませんが、いつか必ず気仙沼のお店に行きたいです。
アランのカーディガン-2【編み物ワードローブ】に続きます。