2021/11/14
アランの襟つきカーディガン2-1【きょうの編みもの】
アランの襟つきカーディガン2-2【きょうの編みもの】
アランの襟つきカーディガン2-3【きょうの編みもの】
アランの襟つきカーディガン2-4【きょうの編みもの】
袖のすくいとじまで終わったので、袖を身頃と合わせていきます。
この工程が、ニトロは苦手で・・。身頃ラグラン線に沿うすくいとじは分かりやすいのですが、たった4目分の脇部分のメリヤスはぎ!ここの正解がどうやっても分からず「とりあえずくっついていればいいか」と、かなり適当です・・。
たぶん(というか絶対)間違っています。すくいとじで処理したい衝動に駆られつつも、どうにかこうにか怪しいメリヤスはぎを施しました。
コツが掴めてきたのですくいとじへの苦手意識は軽くなりましたが、メリヤスはぎはまだまだです。
全てのパーツを合わせて、残すは襟のみですが、ここでも拾い目の難所が待ち構えています。ニトロにとって難しいのが、左右前身頃の段からの拾い目です。
まず、どこから拾い目すればいいのか分かりにくい。本やネットなどで調べてみるものの、実物を前にすると針を入れる場所に四苦八苦。しかも、45段から35目拾う計算なので、どう計算するのかも分かりにくい。一枚目のカーディガンは、その辺かなり適当でした。ほぼ感覚に頼って、何となく等間隔になるように拾い目していって最後に35目になればよし、という感じで。
当たり前ですが、適当に拾っていくと最後で目が多かったり少なかったりするので、何度もやり直しをしなければならず非常に効率の悪い方法でした。
今回は、もう少し進歩しよう!と、一応事前に計算して目途をつけてみました。
45段から35目拾うので、10目(段)減らす計算。
6もしくは7段に対して5目の計算で拾っていく、を7回繰り返すと、最終的に35目になります(適当)。
袖の8目から6目に減らす部分は、右上2目一度と左上2目一度を一度ずつ挟むことで解決。
後ろ身頃の57目を43目に減らす計算は
6目を4目に×6回→36目が24目になる
7目を6目に×2回→14目が12目になる
7目を7目に×1回→7目が7目になる(目数変わらず)
合計すると、元の目数36+14+7=57目が
減らし目後は、24+12+7=43目になります。
編む順番としては
6(4)・7(6)・6(4)・6(4)・7(7)・6(4)・6(4)・7(6)・6(4)
がバランスいいかなーと、感覚的に決めました。
※()前の数字=減らす前の数、()内数字=減らした後の数です。
減らし目用の計算式もあるみたいですが、このくらいの数であれば適当に計算しても破綻しないだろうと^^;当然ですが、上記計算方法が正解なわけではありません。こんな(ややこしい)考え方する人もいるのね、と思ってもらえれば。
数学的な思考ができる人は、こんな計算もスマートに解決できるんだろうなー。
ニトロは絶望的なまでにそちら方面の才能が欠如しているので、ちまちま手計算するしかないのです。
襟の拾い目125目+前立て18目分、合計143目の襟部分拾い目が完了しました。
気が早いですが、ここまでくれば完成したようなものです。
袖を身頃につけるのが、第一の難所。全体から襟の拾い目をするのが、第二の難所。襟を編むのは、その二つの難所を乗り越えたことへのご褒美です。ただただ、完成に向けて編めばいいだけですから。
ニトロのカーディガンは襟が小さくなってしまって伏せ止めをやり直したので、今回は初めから緩めに伏せ止めすることを忘れずに。
ボタンつけは残ってしまいますが、ニトロが編むパートは次回で無事に終わりを迎えるはずです。
アランの襟つきカーディガン2-6【きょうの編みもの】へ続きます。