ニトロのるつぼ

「低いハードルをぺたぺたと」「継続は力なり」

いくえみ綾『太陽が見ている(かもしれないから)』Cookie7月特大号感想

time 2016/06/04

いくえみ綾『太陽が見ている(かもしれないから)』Cookie7月特大号感想

太陽が見ている(かもしれないから)4巻+続き 感想
Cookie5月号は、4巻の続きが気になったので購入して読んだのですが
『太陽~』以外に読みたい作品もないし、でも続きは気になるし・・で
最新号の購入は、かなり迷っていました。
全部雑誌で読んでしまうと、コミックで読んだ時の新鮮さもなくなります。
妹1はネタバレ嫌派なので、ニトロが雑誌買おうか迷っていると
「単行本出た時に読めばいいじゃ~ん」と諭されましたが
ニトロは、とにかく続きが早く読みたいネタバレOK派なので
なかなか諦めがつかず。
すごく読みたいけど、コミックまで素通りを決め込もうとしていたところ
ふとネットカフェの前を通りかかりました。
「あ、ここなら好きな作品だけさくっと読めるし、いいじゃない?」と
何年かぶりに入店です。
悶々としていたのが、あっさりと解決しました^^
肝心のCookieがなかったら意味がありませんから、入口から見える棚をチェック!
ばっちりありました。
手続きを済ませ、すぐさま手に取りページをめくります。

今回の表紙は、日帆でしたね。
前号で、楡は岬にだけ一人暮らししていることを教えたりして
なんだか意味深な終わり方をしました。
で、今回の話。
ドラマがダイナミックに進んだかと言うと、そうでもなく。
淡々とした時間の流れのなかで、何となく噛み合わない二組のカップルを
描いていました。
飯島弟が、後輩女子に岬との関係について指摘されていましたが
おそらく飯島弟本人も、心のどこかで思うところはあったのでは。
「岬は、本当に自分のことが好きなのかな?」って。
楡との関係を疑うわけではないけど、二人の絆の深さも知っているから
もやもやはあるでしょう。
楡が、とうの昔から一人暮らししていたことも、ひょんな流れから日帆に
ばれてしまいます。
岬も、楡と暮らしていたフラットハウスへの執着は変わりませんし
ここからどうなるのか、ますます混沌としてきました。
楡の気持ちが見えないのですよね。
日帆を選んだ形にはなっているけど、幼少時代の出来事、そして
自分をかばって怪我をした日帆を慮った楡の、精一杯の誠意であって
女性として日帆を好きなわけでは・・ない気がするし
かと言って、岬のことは「そういう対象には見れない」って
きっぱりふっているわけだし。
でも、楡にとって一緒にいて居心地よくて、シンパシーを感じているのは
絶対に日帆よりも岬でしょうし。
岬も、なんだかんだ言っても、楡のことを理解できるのは自分しかいない
くらいには思っていそうです。
次号あたりで、大きく話が動くのでしょうか。
楽しみに待ちたいと思います。次もきっとネットカフェだな!

ドラマ『重版出来!』にいくえみ綾先生の絵が登場すると知って
録画して確認しましたが、やっぱりいくえみさんの絵は良いです。
誰が見ても絶対に『いくえみ綾』と分かる絵で、様々なキャラクターを
まるで本当に実在するかのような存在感でもって、描き分けることができる。
作中の書きおろし漫画カットは、数ページしかありませんでしたが
そこに描かれているだけの男の子が、ちゃんとカッコよいのですから。
名作『潔く柔く』も全巻持っていたのですが、本を整理する時に
売ってしまったのですよねー。
時々、読みたくなります。百花とカンナの話が好きです^^

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