2021/11/14
太陽が見ている、いよいよ核心に迫ってきましたよー!!
いくえみ綾『太陽が見ている(かもしれないから)』7巻+Cookie11月特大号感想
いつものごとくネットカフェで読んだのですが、恥ずかしながら泣きました。本当に涙もろくていけませんね。オープン席で隣にも人がいたので、静かーに涙を拭いました^^;
前回の終わり方からして「もしや、次号は数年後パターンか?!」とも予想していました。でも、物語の始まりから考えると、中学~高校を経て、既に社会人や大学生になっているので、そこから更に数年後となると微妙だよなーと思っていたら、普通に現代の時間軸で話が始まりました。ひとまず安心^^
岬が働く喫茶店のママが体調不良になったり、日帆は飯島兄とのやり取りで「岬に会いたい」と泣いたり・・。淡々と出来事を描写していくなかで、今回の最大の山場はやっぱり最後の数ページで、ぐわっと心を持っていかれました。
岬の家に行って「どこに行くんだよ?」と問い詰める楡。そして「今じゃなきゃダメなこともあるんだ」と、やっと、やっと!岬に向かって真っすぐに気持ちを発した楡の姿が・・。そして、フラットハウスを買ってもらった時の回想が、また涙腺を刺激しました。
楡のお父さんが体調を崩して、もしかしたら先が長くないかも?という状況だったので、様子伺いに実家へ戻った楡。お父さんが「初めてありがとうって言ったもんなぁ」と、フラットハウスを楡に与えた時の話を持ち出しました。楡は「言ってない」と答えますが、最後の回想では、ちゃんと「ありがとう」って言ってるんですよねぇ;;
めっちゃ口元緩めて笑ってて、ガッツポーズまでしてるじゃないですか。岬と一緒に暮らせることが、どれだけ中学生の楡にとってスペシャルで嬉しい出来事だったのか、画面を通して楡の喜びが伝わってきました。
実際に一緒に暮らした期間は、割と短かったのですよね。高校入学から日帆が登場して、何となく三人のバランスが崩れて。クリスマスパーティーで日帆が怪我をして、そこから家を出て。お互い、本当に求める相手とは違うパートナーを選んだのだけど。
・・結局、楡が好きだったのは、ずっとずっと岬だったのかな。。今じゃなきゃダメなこと。次回が気になり過ぎます。どうか、最後は楡と岬が笑っていてくれますように。ついでに日帆も、岬と良い関係に戻れますように。