ニトロのるつぼ

「低いハードルをぺたぺたと」「継続は力なり」

三國万里子展@秋篠の森 ギャラリー月草 2017.1.7

time 2017/01/07

三國万里子展@秋篠の森 ギャラリー月草 2017.1.7

うれしいセーター刊行に伴って、秋篠の森内のギャラリー月草にて、約一年ぶりに三國万里子さんの個展が開催される運びとなりました。
三國万里子さん新刊発売と個展と編み物教室
三國万里子さん新刊『うれしいセーター』が届きました
2015年11月の個展エントリはこちら
三國万里子展@ギャラリー月草 2015.11.14

この個展のために、ニトロも広島から奈良までやってきました。事前情報によると、三國さんが来られるのは個展初日の1月7日土曜日のみ。しかも、到着予定が13時頃と滞在時間もかなり短めでした。
せっかく行くなら三國さんに一目でもお目にかかりたいので、三國さん到着予定時刻に合わせて、ニトロも13時過ぎに秋篠の森に到着しました。

前回は、個展直前になって三國さんの来奈良が中止になり、その影響かどうか、初日にうかがったのですが予想より人の波は落ち着いていました。
しかし、今回は。13時に到着した時点で、月草横の駐車場までずらっと並ぶサイン待ちの行列が出来ていました。軽く60人は超えているであろう様子にびっくり。先頭の人は一体何時から並んでいたのでしょうか。さすがに、ここからサインをもらうためだけに並ぶ根気はありません。
ギャラリー月草の個展を観るだけなら並ばなくても自由に出入りできるので、まずは中へと進みました。展示内容は、2015年に開催されたのとほぼ同じで、ほぼ日のMiknits関連商品の展示販売、気仙沼ニッティングの展示販売、秋篠の森限定ミトンのキットと編み図販売、三國さんの妹なかしましほさんのお菓子販売、が主なラインナップでした。
ニトロがMiknits商品を見ていると、間もなくしてレジ付近に三國さんが登場されました。サイン待ちの列ができているので・・とスタッフさんが説明すると「もちろん大丈夫です!(サインする)そのために来ました」と腕まくりのポーズをして見せていました。本物の三國さんを見るのは初めてでしたが、もう、何ていうか存在が可愛らしかったです。
その後すぐに、会場の大きな木製テーブルで三國さんのサイン会が始まりました。ニトロは店内で少しだけ見ていたのですが、とにかく一人一人にすごく丁寧に対応されていました。本を受け取るとき、サインを書いて手渡すとき、そのたびに椅子から立ち上がって、しっかり相手と目を合わせて会話する三國さん。
サインは、女の子と猫どちらがいいですか?お名前をお聞きしても?と、サラサラとペンを走らせていました。
親切丁寧に応対するので時間がかかるのは仕方ないのですが、かなり待った人だと二時間以上並んだのではないかな?翌日が雨だったことを考えると、7日の天気が良かったのは救いでしたね。

ニトロは一旦ご飯を食べるため退散して、再び月草に戻ってきたのが16時頃でした。行列の人数が少なかったらサインしてもらって、駄目なら諦めようーと軽い気持ちでしたが、16時を過ぎても行列は駐車場まで伸びたまま。14時にニトロが月草を離れた時点で並んでいた人が、ようやく三國さんが見える位置まで進んだかどうかというところ。一人で対応されている三國さんが一番大変だと思いますが、待ってる人もしんどかっただろうなぁ^^;

とりあえずベンチに座って、待つともなしに行列の行方を眺めていると、スタッフさんが温かいほうじ茶を提供してくださいました。ついでなので、三國さんは何時までいらっしゃるのですか?と確認すると、5時半までの予定ですとの返事。残すはあと一時間ほどです。
この時点で、並んでいる人を全て月草店内に案内したので、外にはみ出す行列はなくなりました。ここからなら待てるかなーと、ニトロもようやく行列の最後尾に並んでみました。
しかし、そこから三國さんに辿り着くまで、結局45分くらいは待ったかな。店内で待てたので全然楽でしたけども。
そして、ようやくニトロの番がまわってきました。バニラアイス色の帽子とアランの襟つきカーディガンを着ていたのですが、アランカーディガンを触りながら「可愛いねぇ」と声をかけてくださいました。
サインは女の子を頼んで、名前は本名にするかニトロにするか迷いましたが、普段の生活でも呼ばれ慣れているニトロでお願いしました^^
最後に握手してもらって、写真までお願いしました。サインと握手だけで十分だったのですが、ちょうど迎えに来てくれた妹1に「せっかくなんだから写真も撮ってもらいなさい!」と言われたので、恥ずかしながらお願いしました。

三國さんは当日東京からの移動で、月草に到着してからはノンストップで4時間以上、サイン、写真撮影、握手対応をして疲労困憊だったでしょうに、終始朗らか丁寧な対応で、何だかこちらが申し訳なるくらいでした。
無事に三國さんとの出会いを果たして秋篠の森をあとにする頃には、17時半も過ぎて空もすっかり暗くなっていました。

個店の内容は、2016年12月に東京TOBICHIで開かれたほぼ日展の方が充実していたと思います。奈良に行くから東京は良いかと諦めたのですが、展示内容は別物でしたね。TOBICHIでは、三國さんが編んだスワッチなど、創造の一端に触れられるような実物の展示があったのが羨ましい。同じ内容が奈良にも巡回するのかも?と少し期待していたので残念さはありましたが、三國さんに会えただけでも良いかな。

秋篠の森限定ミトンのキットは税抜価格5500円で、最後まで品切れせず並んでいました。前回同様編み図単体での販売もあり。また2015年の限定ミトンも、キット(税抜6500円)、編み図ともに販売していましたし、それ以前の秋篠の森限定マフラーもありました。
ちなみに、ニトロが行った時間には、既になかしましほさんのお菓子は影も形もありませんでした。こちらも、欲しい人は朝早くから並んだのでしょうね。
あとは、Miknits商品の棚に並べられた編み針ケース、さすがに良い生地を使っているし造りもしっかりめで可愛かったです。

今回は三國さん在廊日が初日のみだったので余計に人が集中したのでしょうけど、それにしても何時間も待ち続けるって、連れの方も含めて辛抱強いなと感心するばかりでした。ニトロは同行の母、妹1と別行動でしたからね。
並んでいる方々が身につけている三國さんアイテムを眺めるだけでも楽しかったなぁー。普段は一人の世界で編んでいるけど、あれだけの人が一カ所に集まって、しかも何かしら三國さん作品を身にまとっている光景は壮観でした。
個展開催期間は短めですが、かなりの人が三國さん目当てで初日に集中したはずなので、あとは比較的ゆったり見れるのではないでしょうか。

三國万里子さん、本当にありがとうございました!

2017年1月8日追記
当初、三國さんの在廊は7日のみとなっていましたが、なんと8日も飛び入りでいらっしゃったみたいです。現在はお休み中の秋篠の森のホテル『ノワ・ラスール』に宿泊したそうで、翌日帰りの便までの時間を月草で過ごされたのかな。思いがけず会えた人はラッキーでしたね^^

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