2021/11/14
本日から、2017年のsyrup16gツアーがいよいよ始まりました!!
今回も、ライブまでネタバレなしで臨むつもりです。以前は、我慢できずにリアルタイムでがっつり情報を追っていましたが、現在はライブでのお楽しみを取っておく感じにしてます。
んでもって!ツアー前の新譜発売はなかったけど、去年最後のライブで「来年もアルバム出すかもしれない、年刊俺ってことで」と話していた五十嵐さんのことなので、思わぬ形でポロっと出るんじゃないかなー?と期待してたのですが。ツアー初日にぶっ込んできましたね!ね!もうっ!!この喜びを伝える術がないのがもどかしい。
しかも、今知ったんですよ。ツアータイトル『十六夜』って。チケットにもツアー名書いてなかったですし。ツアー後半の公演数を合わせると全16公演のライブツアーで、それぞれのライブに一夜、二夜、と数字が振ってあって。最後の東京公演が十六夜って。完璧過ぎて眩暈がしそうです。
もう、五十嵐さん。。どこまで洒落てるんですか。ジャケ写の蝶々も、色合いとか、そこに含まれる意味とか、syrup16gとして隙がない感じが、とにかく最高。最&高です。
ニトロがのうのうと、のんべんだらりと過ごしていた日々を、五十嵐さんとダイキちゃんとマキさんは、新譜を作って、ツアーリハーサルをして、しっかりsyrup16gとして活動していたのだなぁと考えるだけで、感動が押し寄せます。ニトロも頑張ろうと思えます(いつも思うだけで終わる)。
しかもですよ。新譜の内容が!!犬が吠える時代の名曲から、生還で披露した新曲から、むかーしの曲まで。思い描いていた以上の形で、新しい音源を届けてくれるわけです。
ニトロのみならず、syrup16gファンなら誰しも「これまでの未発表曲を音源にまとめてほしい」と切実に願っていたわけですが、ここまで美しい形でいざ目の前に差し出されると「本当に受け取っていいの?」と若干戸惑いました。あまりにも贅沢すぎて・・。
曲名も発表されていて、一曲目の『光のような』は、題名こそ変わっていますが、たぶん犬吠え時代の『光』かなぁ?と想像してます。生還で初めて聴いた時から一瞬で虜になった『透明な日』や、新たなアレンジを施されたsyrup版『赤いカラス』その他もろもろ。。名アルバムの予感しかありません。
一体どんなアレンジになっているのか興味は尽きませんが、現在のsyrup16gのメンバーで鳴らされる音が、とても、とても楽しみです。
アルバム名『delaidback』について
これまでに、過去音源をまとめたアルバムとしては『delayed』『delayedead』の二枚があるので、もし再結成後のsyrupが犬吠えやソロ名義のライブで演奏した曲をまとめるとしたら、delay繋がりになるだろなーと予想してたところに、このタイトルです。ネットでdelaidbackと検索してみると、単語そのものの英訳は見当たらなかったものの、laidbackに引っかかりました。意味は『のんびり』。頭にdeと付いているので反語的に考えると、のんびりしない=生き急ぐともとれる、五十嵐さんなりのアイロニカルなタイトルなのかな。
delay=遅れて、back=後ろを振り返る。それだけでも成り立っているけど、綴りを深読みすれば生き急ぐともとれる。実際、再結成後の五十嵐さんは、止まっていた時間を取り戻そうとするかのように、曲を作り、音源を発売し、精力的にツアーを回っています。
ファンとしては、ものすごく嬉しいし、有り難いし、未だに夢みたいな状況です。だからこそ、無理だけはして欲しくないです。作品を創作するタイプの人間にとって、無理しないと良いものはできないのは理解できても、命を削るようなやり方では、精神的に参ってしまいますから。
五十嵐さんが、音楽を嫌いにならないように、自分のペースで活動してくれるなら、それがファンにとって一番です。
ニトロにとってのツアー初日、福岡も迫っています。
広島は、おそらくキャパに対して半分入るかどーかの集客かなーと予想しているのですが、どうでしょう。ツアーも年一ペースで、昨年も今年も細かく回ってくれてるので、どうしてもばらけますよね。今日発表された追加公演には、青森とか入ってますし。ダイキちゃんの故郷。syrupって青森行ったことあるのかな。五十嵐さん、すごいなぁー。すごく見習わなきゃいけない部分があります。才能については天才なので真似しようもないけど、その姿勢だけでも。
とりあえず、福岡までは車で行く予定なので、トラブルなく行ってこれますよーに。
■追記→まずは福岡!行ってきました。
syrup16g COPY発売16周年記念ツアー『十六夜 <IZAYOI>』@福岡DRUM Be-1 2017.10.8