2021/11/14
白いガンジーセーター 2-1【編みもの修学旅行】
白いガンジーセーター 2-2【編みもの修学旅行】
前後身頃は完成、肩の引き抜きはぎまで終わったので、次は袖を編んでいきます。
この時点で、前作の薄グレーのガンジーセーターに比べると、明らかに残り毛糸量が少ない気が・・。編み針の号数を6号から7号に上げているので、当然といえば当然なのですが、果たして最後まで持つのでしょうか?!一抹の不安がよぎります。
さて、袖を編むにあたって一つ問題点が。
6号針で編んだ前作では、袖を複数棒針で編むのが難しかったので新たにミニ輪針を購入しました。効果はテキメンで、ストレスなく編めましたし、作業性も大幅アップしました。しかし、今回のセーターは身頃を7号で編んでいます。ということは、6号ミニ輪針は使えません。そこで、考えられる策は二つ。
1.手持ちの7号複数棒針で編む
2.7号のミニ輪針を買う
1の方法は、時間と手間を考えるとできれば避けたい。2の方法でも良いのですが、近隣の店舗は品揃えが乏しいので入手できません。ネットで注文する・・?待ち時間がもどかしいよー。
そんなことを考えながら、第3の選択肢を思いついたニトロ。
3.とりあえず、手元にある付け替え輪針を二本使って編んでみる
根拠はなかったのですが、輪針が二本あればどうにかなるんじゃないの?って気がしたのです。
試しに編んでみると、ミニ輪針や複数棒針を使わず、二本の輪針で普通の輪編み同様に編めました!
自分でやっておきながら驚いたのですが、この方法でいけるなら今後も
●セーターの号数に合わせてミニ輪針を買う必要がない
●複数棒針でガチャガチャ編む必要もない
この方法って、熟練した編み人のなかでは常識なのでしょうか?ニトロは、必要に迫られて試したら出来ただけなのですが。
まさに必要は発明の母です(違う?)。
方法は至って簡単。
まず、二本の輪針を用意します。ニトロは付け替え輪針セットを一つしか持っていないので、当然7号の針先も二本しかありません。その二本の針先を、それぞれの輪針につけます。
ここでの注意点は、同じコードの両端に7号針を付けるのではなく、それぞれ別のコードの先端に7号針をセットすることです。コードの反対側には、7号より小さいサイズの編み針をセットします。そちらの針では編まないので、何号でも構いません。7号針と間違って編むのを避けるために、できるだけ差異が大きい方が良いかも?です。ニトロは、輪針セットで一番小さいサイズの4号編み針をくっつけました。
二本とも同サイズで揃えても良いですが、絶対に同じである必要はないので、一本は4号、もう一本は5号にしても問題はありません。
準備はこれだけです。二本の7号輪針が準備できたら、まず一本の輪針で一周編みます。当然、そのままでは続けて編めませんから、次の段はもう一本の7号編み針で編んでいきます。これをひたすら繰り返すだけですが、輪針で編むので目が揃いやすく、なおかつ簡単に編めます。この方法があれば、サイズごとにミニ輪針を買う必要もなくなる?!
袖口のゴム編みまで来ると、さすがに径が小さくなって上記方法では編みにくかったのと、デザイン的に袖口は絞り気味でも良いと判断して、6号ミニ輪針で編みました。
すいすい編んで、まずは右袖が完成です。
・・実は、この時点でニトロは間違いを犯しているのですが、それはまた次の話にて。
なんで、一枚目でもやらなかった失敗を二枚目でやらかすのでしょうか。我ながら情けない限り。
白いガンジーセーター 2-4【編みもの修学旅行】に続きます。