ニトロのるつぼ

「低いハードルをぺたぺたと」「継続は力なり」

三國万里子さん新刊『うれしいセーター』が届きました

time 2016/12/25

クリスマスの朝。ようやく、ニトロの手元にも三國万里子さん新刊『うれしいセーター』が届きました。
三國万里子さん新刊発売と個展と編み物教室

誰かからのプレゼント・・ってわけではなく、自分で注文したのが届いただけなのですが嬉しいものですねー。あえて言うなら、三國さんからとびきりのクリスマスプレゼントを頂いた気分です。
当初は12月8日発売予定だった『うれしいセーター』ですが、書籍製造上の都合によって販売日と販売方法が段階的でした。ほぼ日ネット先行販売→TOBICHIでの販売を経て、ようやく一般書店&ネット書店でも販売開始。ニトロは後発組だったので24日の販売まで待ちました。
先行発売から約2週間のタイムラグがありましたが、内容が分かっていたので比較的のんびり待つことができました。ネタバレがなかったら辛かったかもしれません。

待ちに待った三國さんの新刊『うれしいセーター』・・大きくて立派な本です。

前刊の編みもの修学旅行と並べてみると、一回りほど大きいですね。
背表紙のない造本『コデックス装』のおかげで、ほとんどのページが180度ぱたんと開くので編み図が見やすいのも嬉しい配慮。見かけの良さに留まらず実用性も兼ね備えた装丁です。登場人物も素敵ですし、リクエストに沿って編まれたセーターはオーダーした人の雰囲気にぴったり似合っています。魅力的な写真も満載で、何度も読みたくなる三国さんのエッセイも程よいスパイス。文章には人そのものが出ると言いますが、三國さんの文章も作品同様に可愛らしくて、きりっとカッコよい。
たーだー、今のところ「これが!絶対に編みたい!!」作品は・・・見当たりませんでした^^;しいて言えば、小林薫さんのフェアアイルセーターが素敵だったのでニトロ父にどうかなぁと思ったくらい。しかし、スティークつきのフェアアイルセーターは未だ編んだことがありませんし、フェアアイルを編むならまずは自分用に既刊本から選んでもいいわけです。
今回『うれしいセーター』に登場したのは全部で12人。それぞれのデザインについてニトロの感想をちょこっと書いていきます。※敬称略、掲載順。

1.宮沢りえ『羽衣』
写真からして大女優オーラが放たれている宮沢りえさん。高級カシミア糸で編まれた黒いポンチョがよくお似合いです。指定糸で編もうとしたら毛糸代7万円なり。まさに一生ものですね。ニトロは使う場面が思い浮かばないので、見るだけアイテム。

2.星野源『Gen』
30代半ばの男性には可愛すぎるのでは?といらぬ心配をしてしまうグレーのモヘアセーター。しかし、すごく星野源さんぽいです。三國さん曰く「初めて編むボーイフレンドセーター」が裏テーマらしく、編み図を見る限り確かに一番編みやすいセーターでしょう。星野さん人気も手伝って、一番編む人が多そうですが果たして。モヘアのセーターなら、編みもの修学旅行の透かし編みセーターの方が気になるので、ニトロはたぶん編まないかなぁ。

3.ミロコマチコ『カオジロガン』『カオジロガン(アルビノ)』
かなりインパクト大のセーターです。一番驚きがあるデザインかも。セーター単体で見ると着こなすのが難しそうですが、実際にミロコマチコさんが着ていると違和感がないのがすごい。黒×グレーも、白×白もそれぞれ素敵です。尾羽のような後ろ身頃が可愛い。編むのは楽しそうだけど、着る人を選びますね。

4.小林薫『soil』
小林さんのフェアアイルセーターは、パソコン画面で見るよりも本の写真の方が色合いがきれいでした。小林さんによく似合っていて、大人の男性を引き立たせる素敵なセーターです。ただ、初めてのフェアアイルは練習も兼ねて自分用に編みたいので、いきなりこのセーターを編むことはないかな。いつか編みたいリストには入りました。

5.桐島かれん『knot(a lot)』『 knot(a bit)』
最初に見たとき、一番編みたかったのが桐島さんのセーターでした。ただ、サイズ感がいまいち掴めないのと、アランを編むならカーディガンを編みたい気持ちが強かったので、保留。

6.谷川俊太郎『nap』
グレーのカシミアセーター。宮沢りえさんもそうですが、上質を知る人はカシミアに行き着くのでしょうか。模様も何もないごくごくシンプルなセーター。手作りならではの遊び心はありませんが、とにかく格好良いセーターで谷川さんそのもののような佇まいです。

7.平松洋子『Cloudy』
ハニカム模様が特徴的なセーターで、すごく三國さんテイストを感じる一枚。本書のなかではGenセーターと並んで人気が高そうです。

8.片桐仁『テクニカラー』
派手なネオンカラーのセーターをばっちり自分のものにしている片桐さん、さすがです。フェアアイルのように二本の毛糸を編み込みするのではなく、すべり目で模様を出しているとは。ボツにした動物刺繍のセーターも気になります。「労作って、一番言われたくない言葉が思い浮かんだから捨てちゃった」と、編みもの会の時にも話されていましたが、どんな刺繍が施されていたのか。ちょっと見てみたい気もしました。

9.二階堂和美『道草』
可愛らしいアイテム。でも、ニトロには可愛すぎる~^^;背中のボッブル模様と腕に伸びるレース模様のコントラストが素晴らしい。

10.石川直樹『K2』
うれしいセーターの始まりは、K2の編み図とキットの販売からでした。三國さんは新しいことを始めているのだ、今後どんなセーターが登場するのだろう?とワクワクした気持ちになったのを覚えています。表紙カバーにも採用されているK2は、プロジェクトの顔の役目を果たしています。
ジッパータイプのセーターが好みじゃないので編む気はなかったけど、派手なのに調和がとれているカラーリングと模様の妙に感心しきり。

11.平武明『Ken&Midge』
ニトロは知らなかったのですが、ファッションデザイナーさんなのですね。なんで二パターンあるのだろう?形違いで作ったのかと思いきや、最初に作ったセーターが小さかったのが理由でした。男性にすんなり受け入れられそうな渋めのカウチンセーターです。

12.塩川いづみ『bonbon』
斜めストライプのシンプルセーター。塩川さんに限ってはリクエストを聞いて作られたセーターではなく、まず三國さんがセーターを作って、似合う人をイメージして思い浮かんだのが塩川さんだったと。
でも、まるで最初から塩川さんに誂えたかのようにお似合いでした。

こうしてみると、男性6名、女性6名とバランスよく並んでいます。
もし『うれしいセーター』で編みたい作品が見つかれば、アランカーディガン用に買っているMiknitsの茶色毛糸で編むつもりでしたが、それはなかったですね。
2016年Miknitsで、ニトロが買ったアイテム
『Miknits』茶色のアランカーディガンが届きました
Miknitsの茶色毛糸は、アランカーディガンを編み図通りに編んでいくか、少しデザインを変えるか。そもそもデザイン変えるなんてできるのかも分かりませんが、せっかく素晴らしい毛糸があるので何とかお気に入りの一着を編みたいです。

今のニトロはうれしいセーターから編むものを見つけられませんでしたが、今後編まないとも限りません。読み物としては前刊『編みもの修学旅行』の方が充実していますが、何編か挟まれたエッセイは読んでほっこりしました。
今後も折に触れて開きたくなる宝物のような本です。

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