ニトロのるつぼ

「低いハードルをぺたぺたと」「継続は力なり」

日本橋高島屋&長井朋子さん三越企画展

time 2016/02/15

スーパーフラット・コレクション展鑑賞後、そのまま東京に戻ります。
東京駅に着いてからは、恒例となっているトミカショップへ。車大好き甥っ子のお土産代を散財してしまう危険なお店です。はなから行かなきゃいいのだけど、甥っ子の喜ぶ顔が見たくてつい足が向かいます。
今回はオートサロン限定商品『頭文字D』の高橋兄弟の愛車2台セットとGT-R1台、合計3台購入。これだけで2400円しましたよ。
トミカショップでは明らかにアジア観光客をターゲットにした商品が拡充していて、特に今回目立っていたのが、キティちゃんの和柄トミカ。6種セットの箱を、中国人観光客が買っていました。『キティちゃん+トミカ+和柄』と、お土産にぴったりな要素が詰まっていますからね。なかなかの商売上手です。
しかし、中国の景気も少しずつ冷え込んでくるとすれば、東京の街に溢れる観光客もどうなるかな。企業業績など、数字に影響が出始めているところもあるようですし、爆買いなんてキーワードも懐かしく思い出す過去の遺物となるのでしょうか。

次は、東京駅から少し歩いて日本橋高島屋へ。昔ながらの年季が入った建物です。エレベーターガール(というのか)がいるのも、逆に新鮮。催事場のバレンタインフェアは、多くの女性でごった返しています。オーボンヴュータンのチョコも販売されていました。同じブース内に、オーボンヴュータンで修業したお弟子さん達のお店も6店ほど。ニトロがチョコを買った埼玉のパティスリー『UN GRAND PAS』も、こちらに出店していたものです。
ニトロは高級チョコの味は分からないので、見るの専門です。ぐるっと一回りして、早々に退散。地下の食品売り場に向かいます。オーボンヴュータンに行くと、17時前でしたがショーケースの中はほぼ空っぽ。
生ケーキなど、どんな商品があるのか実物を見たかったですが、早い時間に来店しないと叶わないのでしょうかね××
ヴィタメールのマカダミア・ショコラが美味しくて好きなので、妹婿さんのバレンタイン用に、それぞれダークとミルクの箱入りを選びました。もちろん自分用にも、しっかり買い込みます。ここまでで買い物予定リストを達成したので、宅配便の手配。身軽になって三越へ向かいます。

三越でもバレンタインフェア開催中で、今回のアート企画展はバレンタイン会場の真横にありました。熱気おびただしいチョコ売り場の横で、ひっそりと展示されています。作品撮影は禁止だったので、写真はありません。
会場に行くと、目立つピンクの壁に長井さん作品が飾られていました。作品の構成は、これまでの個展の作品+フェアテーマに沿った作品+新作って感じでした。
フェアテーマに沿った・・というのは、チョコレートやお菓子などが直接モチーフとして用いられている作品のことです。
百貨店の企画なので、大きな絵はなくて小品が多かったのも特徴かな?
長井さんの絵は、額も作品の一部として額付きで販売されることが多く、今回もその形態の作品がけっこうありました。特に小さな作品は、それぞれの絵に合った素敵な額に入っていて絵を一層引き立てています。
小品は3~5万円ほど、大きいサイズや油彩画だと20~60万ほどでした。ニトロは会期終了間際に来たので、買いたい作品(買える作品)は残ってないだろうな・・との予想とは裏腹に、約40点ほどのなかで売約済みだったのは10点ほど。予想外に選び放題で、嬉しい誤算でした。
アールデコ調のピンク色の額と、ピンクのバラに囲まれた女の子の絵が絶妙な可愛さの作品を購入。他にも気になる作品はありましたが既に売れていたりで、結局買ったのはその1点のみでした。
昨年7月にヒカリエで購入した絵も、緑メインの画面中に白いつるバラが描かれていてすごくお気に入りなのですが、何となく同じ『バラの絵』ということでバージョン違いのような感じです。並べて飾っても可愛いはず。

せっかくなので、他の作家さんの作品も見て回りました。
その中で気になったのが、久松知子さん作の『絵馬』でした。経歴を簡単に調べてみると、第18回岡本太郎現代芸術賞で岡本敏子賞を受賞。第7回絹谷幸二賞で奨励賞を受賞するなど、目覚ましい活躍をしている日本画家らしい。
その方が今回出品していたのは、なぜか絵馬で描かれているのは赤べこ。金箔、銀箔が張られていたり、ブルーのキラキラ箔が張ってあって、そこには小さな赤べこと「リア充」の文字。一目見て、可愛い・・これは欲しいと思いました。
何種類かあるなか迷いに迷って、金箔赤べこ絵馬を買うことに。作家さんの目線が良いです。
会期終了後の配送なので、作品が届くのは2月末か3月初めになる予定。あまり広くないスペースでしたが、かなり満喫できました。そう売れるものでもないでしょうが、百貨店がこのような試みをするのは普段、美術館やギャラリーに行かない人でも、気軽に作品を目にする機会になりますしいいことですね。

めいっぱい予定を詰め込んだ1日目も、これにて全行程終了。三越地下の食料品街で、夜食を買い込んでホテルへと向かいます。明日2日目の予定は、小山登美夫ギャラリー&中野ブロードウエイです。

sponsored link

down

コメントする




CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

美術関連

音楽

旅行

食べ物

株主優待

マラソン・ランニング

本・漫画・雑誌

ニトロのひとりごと(雑記帳)

お菓子工房

LINEスタンプ

main
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  


sponsored link