ニトロのるつぼ

「低いハードルをぺたぺたと」「継続は力なり」

【銀魂】大銀魂展@JR博多シティ9FJR九州ホール

time 2017/12/30

【銀魂】大銀魂展@JR博多シティ9FJR九州ホール

行ってきました!!

29日に行った理由はただ一つ。土方さんの名刺が欲しかったからです。

前日28日に博多入りしたので、会場の場所確認がてら行ってみると、予想に反して空いている感じ?奥側には行列があったのかもしれませんが、少なくともチケット売り場までは続いてなかったです。これは、混んでない今日のうちに行ったほうが賢明かも?と考えたものの、28日名刺は沖田くん。ニトロは土方さん推しなので、やはり29日にしました。
むしろ、二日間行っても良かったのですけどね。理性が勝ったので止めましたけど。

さて、翌日29日の朝になりました。
銀魂展は11時開場なので、10時には現地待機する予定だったのに、宿泊先でダラダラしてたらとっくに過ぎていました。結局、博多駅に到着したのは10時30分頃。まだ開場までには時間があるけど、果たしてどれだけの人が集まっているのでしょうか??あまり待たずに入れますように。

昨日と同様に、チケット売り場は空いていました。激しく出遅れた感じはなさそうです。まずはチケットを購入して、無事に土方さん名刺も貰えたので一安心。

安心したのも束の間、チケット売り場の先にはやはり行列ができていました。銀魂人気恐るべし。そして、11時前なのに、展覧会場への入場は既に始まっている様子・・?まだ11時になってないよね?と頭をひねりましたが、どうやら来場者が多いので、早めに開場したらしい。まだ行列が長くなかったので、ニトロはトータル15分待ったかどうかで、10時50分には最初の展示スペースに入ることができました。

いきなり万事屋の三人が土下座しています!写真撮影OKなのは、こちらの展示のみです。続いての部屋で映像を見てから(特製便座イスに座る勇気はありませんでした)、いよいよ原画展示スペースへと進みます。

ニトロが銀魂を読み始めたのは、今年の実写映画化のタイミングなので、もう出遅れと言うのもおこがましいほどの新参者ですが、いや、本当に、大銀魂展が開催されている時代に、銀魂を知ることができて良かったです。
それくらい展覧会は素晴らしくて、原画の迫力と、細かさ、予想外の丁寧さに驚き、感動しっぱなしでした。カラーイラストも、作風に反して(?!)繊細で丁寧!どの絵も素敵だし、何よりもキャラがかっこいいのがズルイ!

ニトロは、空知さん絵の、特に横顔が好きなのですよね。土方さんや高杉の横顔の、ただならぬ端正さ。キメ顔が格好良いのは当然だとして、横顔がそれ以上に格好良いのは・・やっぱりズルイです。

週刊少年ジャンプで、10年以上にわたって第一線で活躍し続けるなんて、それ自体が化け物、モンスターの所業です。修羅場から生み出されたであろう生原稿群からは、空知先生ご本人が言及されている通り、作品への尋常ならざる執念を感じました。

あと、当然ながら、やっぱり絵が上手かったです。プロの漫画家さん相手に、小学生以下の感想で申し訳ないm(_ _)m
いや、空知さん本人がしょっちゅう「下手」って言ってるし、たしかに雑誌で見ると絵が荒れてる印象だったのです。そもそも、絵の上手い下手で勝負する作家さんではないと思っていたので、あまり期待値も高くありませんでした。
しかし、生原稿を目の前にすると「こんなに丁寧で、綺麗で、格好良いなんて!!」と、良い意味で裏切られました。
土方さんはもちろんですが、なんと言ってもニトロが銀魂にハマるキッカケとなった、銀さんVS高杉のバトル原稿が展示されていたのは感涙ものでした。あのエピソードがなければ、たぶんここまで銀魂にハマってなかったはず。

原画展示ゾーンは、入場してすぐのスペースが混み合ってましたが、先へ進むにつれて徐々に人がバラけてくるので、全体的には割とマイペースに、じっくり見て回れました。最後まで進んで、一度グッズ売り場に出てしまうと、展示エリアには再入場できないので、注意が必要です。

一つ、良かったなぁと思ったのは、福岡展覧会が決まる前、もう展覧会は開催されないかも?って段階で、公式パンフレットをネットで探して譲ってもらってたこと。展覧会には行けなかったけど、パンフを読み込んで行った気分になっていました。そうこうしてたら福岡開催が決まったので、なんだー、それならわざわざパンフレット買わなくても良かったなと、その時は思いました。
けど、事前にパンフレットを見てたので、展示の流れや原稿のキャプション、他の漫画家さんのコラボ色紙の内容をあらかじめ把握できており、余裕をもって展示を観ることができました。
特に、コラボ色紙ゾーンはキャプションの文章量が多いので、どうしても各色紙前で渋滞が起こります。ニトロも、もし会場で初見だったら、多少待ってでも全ての色紙を見たでしょう。しかし、パンフレットに全部載ってたから、ここは簡単でいいやーとスルーできました。
その意味では、事前にパンフレットで予習できてたので、すごく助かりました。現地での理解度が違うのですね。学校の勉強も、予習が大事ってのはこういうことだったのか、と今更ながら実感しましたよ。

空知さんの生原稿見て、女子たちがキャイキャイしてるのが微笑ましかったです。土方さんと沖田くん人気、やっぱ凄いですね-。もちろん銀さんもですが。それぞれが、思い入れのあるキャラの前で楽しそうにしているのが良いなぁと思いつつ見てました。

グッズ売り場も大盛況!一人一会計で個数制限ありなのは、主に転売目的の購入を控えさせるためでしょうけど、にしても勢いが凄かった。皆、躊躇なく買い物かごにグッズ類を入れてましたからね。ニトロは何も買いませんでしたよ。パンフレットを持ってなければ絶対買ったけど、先述したように既に手元にありますし。
キーホルダー系もつけないし、文房具も使わないし、ポスター系も飾らないし。。来年の日めくりカレンダーだけはかなり迷いましたが、通販あるし、荷物になるので買わず。もしかしたら、年明けて少し安くなったりするのかな?!そしたら買うかもしれません。ニトロがもっと若ければ、グッズ類にも興奮してめっちゃ手を出してたかもしれない。でも、いい大人なのでね。飽きた場合のグッズの行方などを考えると、なかなか手が伸びません。

10時50分に入場して、グッズ売り場を出たのは12時40分だったので、約2時間の滞在でした。趣向を凝らした展示は楽しかったし、何よりも生原稿をあれだけ観れたのは、感激でした。

超一流の仕事を目にすることができて、福岡まで来て良かった。一片の悔いなしです。なんと、来年の夏には長野での開催も決まったので、もしかしたらそれにも行くかも。久々に長野にも行きたいですし(^-^)さすがに福岡で最後だろうと考えてたのに長野があったので、そのうち広島にも来たり・・するかな??!来て欲しいな!!そしたら、絶対に行きたい。

同じ館内で、志村貴子さんの原画展も開催中でした。ちょうど本日から始まったらしく、なおかつ入場は無料!!これは、見ておいて損はありません。

志村貴子さんの作品、ニトロは『青い花』をざーっと流し読みしたくらいで、ほとんど知りませんが、展示されていたカラーイラストやモノクロ原稿は、本当に美しくて溜め息ものでした。
先ほどまで見ていた空知さんの絵とはまた違う、叙情的、詩的、静的な画風というか。今年は、谷川史子さんや羽海野チカさん、山岸凉子さんの原画展に行きましたが、やはり女性漫画家さんの絵は、細部の仕上げまで手抜かりがないというか、とても丁寧で美しいです。志村貴子さん、すごく若手の漫画家さんとばかり思ってたら、既に画業20周年の大ベテランでした。とは言え、漫画家さんってデビュー早かったりするから、それでも年齢若かったりするのでしょうけども。。
ニトロは作品を知らないので、絵を見て、あー、このキャラ!とか、この話!ってテンションは上がりませんけど、ただただ美しい筆致だなぁ、線や色のセンスが抜群だなぁ、どうやったらこんな絵が描けるのかしら?と感心しながら、駆け足で見て回りました。これが無料とは、太っ腹すぎます。谷川さんの原画展も無料でしたよね。あちらはギャラリー主催だったけど。

銀魂展がメインだったのに、思わぬオマケで志村貴子さん原画展も観れて、眼福過ぎました。
そうこうしてたら、割といい時間になったので、片道六時間かけて、鈍行列車にて広島まで戻ります。デパ地下で弁当とオヤツのケーキを買って、道中でモグモグしつつ、無事に広島まで戻ってこれました。2017年の締めくくりに、楽しい旅行でした。

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