2021/11/14
ヘンリーネックセーター-1【編みものともだち】
ヘンリーネックセーター-2【編みものともだち】
ヘンリーネックセーター-3【編みものともだち】
ヘンリーネックセーター-4【編みものともだち】
まずは、振り返りから。
使用糸は毛糸ピエロのコットン・ニィート(S)。綿100%の並太糸で、40g95mです。
ちなみに、指定毛糸のパピーシェットランドはウール100%の並太糸で40g90m。
本の使用量が390gだったので、40g×10玉=400gの計算で10玉注文したのですが、実際に使ったのは8玉。編み針のサイズも各2号ずつ上げていたので、もしかしたら不足するかも?と心配でしたが、余裕でした。
さて、前回のエントリで言及していた大失敗について。
ボタンもつけ終わって、もう完成!あとは妹1に渡すだけの状態に仕上げたヘンリーネックセーターを前に、充実感と心地よい疲労感に包まれていたニトロでしたが。
ふと見ると、一つのボタンが不安定にブラブラしています。付け方が悪かったのかな・・と糸を解いて付け直すことに。万一のケースを考慮して、ボタン表面側から糸を切れば良かったのですが、何も考えずにボタンの裏側から糸をちょきんと切ってしまいました。
ここまで読んで、勘の良い方は気付かれたかもしれません。なんと、左前立て部分の目をボタンの糸と一緒に切ってしまったのです!それを見たときのニトロのショックさと言ったら。
一瞬、時間が止まりました。
「え??この、一目切れてるのは・・えーと・・ボタンの糸・・ではなくて・・前立て部分???」
目を疑ったのちに自分の軽率さを呪いましたが、すべて後の祭りです。とりあえず、穴を埋めるべく糸を縦横に通して面を作ってボタンを付け直したのですが、全然気に入りません。
仕方ないので、まず左側前立ての編み直しに着手しました。
「絶対に、反対側(=無傷の右前立て部分)を間違って解かないようにしなければ!!」
そう思って、かなり気を付けながら糸を解いたつもりだったのですが・・はさみで左側前立てを切り取り残った糸を除く過程で、右前立ての編みはじめの糸端(=糸処理して編み目をくぐらせていた)も一緒に解けてしまっていて。気を付けていたにも関わらず、右前立ても一部ほどけてしまいました。
これを上手く補修する技術はありませんから、こうなった以上は両方ともやり直すしかありません。
この時のニトロの気持ちを表すと、一言「いらんことしなきゃ良かった・・」
ボタンが不安定とは言ってもすぐに取れるわけでもなく、つけ方が不細工だからやり直そうレベルの話だったのです。それがなぜ今、両方の前立てを一から編み直す羽目になっているのか?
ニトロの一瞬の不注意が招いた悲劇でした。
というわけで。実は、両前立ては二回編んでいるのです^^;ボタンつけは元々苦手だったのですが(裁縫が苦手なのです)今回のことでますます嫌いになりました。
左右の前立てを合わせながら、ベストポジションにボタンをつけるのは難しい。ただ、ニトロが不器用なだけだとは思いますが。
特に難しくない作品なのに、袖の編み直し・前立ての編み直し・・と余計な手間がかかりましたが、出来上がりの可愛さには満足しています。
コットンで編んだセーターは幅広い季節で活躍しそうなので、妹1とお揃いで自分用に編むとしたら。淡い系の色は似合わないので、濃いめの紺色・黒色・からし色あたりが良いかな?
しかしながら、三國さん作品は出来上がりの完成度はもとより、編んでいる時間がとても楽しいな~と改めて感じました。三國さん以外の作品を編んだ経験が少ないので一概に比較はできませんが、編むのが簡単=面白いわけでもなく、三國さんは、本当にそこが上手。
フランジパーニのガンジーセーターも、早く編みたいです^^