ニトロのるつぼ

「低いハードルをぺたぺたと」「継続は力なり」

「音楽と人」syrup16g関連記事を読む-1

time 2015/07/27

「音楽と人」syrup16g関連記事を読む-1

音楽雑誌の話です。
各誌それぞれカラーがありますが、ことsyrup16gに関しては
ニトロの推し雑誌は「音楽と人」です。
解散インタビュー、五十嵐さん名義の生還レポ、そして再始動インタビュー。
すべて、かなり踏み込んだ内容で、なおかつ
丁寧に掘り下げているので、読んでいて納得できる部分が多いです。
雑誌によっては、誘導的に思える質問をしたり、インタビュアーの考えを
押し付けてないか?と疑問に感じることもあります。
あと、抽象的すぎて、何が言いたいのか分からないなど。
音人に関しては、そういうストレスもなく。
一つ一つの記事のボリュームがあるので、繰り返し読んでも飽きません。
あと、何と言っても写真が秀逸です。
生還レポの写真は、どれもこれも素敵で、このためだけでも
「買ってよかった!」と思えるほどでした。

というわけで
syrup16gが出ていれば全部買い~♪なわけではなく
内容を見て「これは永久保存版だな」と思える時だけ購入しています。
そうして、折に触れて昔のインタビューを読み返したりするのですが。

昨日は
音楽と人2008年2月号の解散インタビューを読んだあとに
同じく2014年9月号の再結成インタビューを読んで。
一人で、感動してました・・。

結局、五十嵐さん、言ってること全然変わってなくて。
一貫してるんですよね。ずーっと。
解散インタビューでも
後悔だらけ、正直やめたくないって。
向いてないけど、やっぱりステージの上が自分が唯一許される場所だし
あたたかい場所で、ここが好きなんだなと思ったとか・・
ファンからしたら、本人がやめたくないって言ってるのに
何で解散て選択肢になるの?!と納得いかないくらいですが
その当時は、自分一人の考えで全てを決めることができたわけでも
ないでしょうし、如何ともしがたい状況だったのでしょうね。

いつも話に出てくる、ミスドのバカ話。
若かりし頃の五十嵐さんにとって
ライブをするわけでもなく、リスナーがいるわけでもなく
ただただ3人でスタジオ入って
好きなように音出して、曲が生まれる瞬間だけが
心底、楽しくて充実してた
本当に「青春」て呼べる時間だったんだろうな。
syrup16g解散ライブの少し前、下北沢を散策したときに
駅近くのミスドに寄って
ここにsyrup16gの青春が詰まってたのかなぁと考えると
無性に泣けてくるような気がしました。
さくらで歌っているように、青春映画だったその時期は過ぎてしまった。
いつまでも同じ場所にいられないのは、誰にとってもそうで。
ずっと、楽しいままで、好きなようにやりたいと、どれだけ願っても
時間は無情に流れていってしまいます。
自分の意思とは無関係に歳を重ね、中身は変わらないのに
周囲はそのままであることを許してくれず。
フラストレーション溜まりますよね。
好きな音楽、自分にとって大切な、不可侵な存在はそれしかないのに
他人に制限をかけられるなんて。

ニトロは、再三出てきていた「syrup16g解散説」を全く信じていなくて、ほぼ頭にありませんでした。
最後のツアータイトルが『END ROLL』で、嫌なタイトルだなーと思ったりもしたけど、その時のライブがめちゃくちゃ良くて、まだまだsyrup16gは続いていくのだ!とすごく嬉しかったのです。
今後、その時のレポもあげますが、無邪気ですほんと。
そこまでの流れを今振り返ってみると、きっちりと解散に向けて歩みを進めていたんだなというのが、見えてくるのですが。

そんな調子だったので、NHKホール後に、確かmixiで解散を知った時の衝撃たるや。
妹1にもすぐ連絡して、とりあえず二人で号泣。
何日かは、仕事中にも泣けてくるし、大変でした。
いい大人が、バンド解散くらいでここまでダメージ受けるの?!と我ながらびっくりしました。
母も、あまりに私がメソメソしてるから、何事か?!と心配してましたが
「syrup16gが~~解散する~~~泣」
と、泣きじゃくる娘に一言
「そんなことで泣けるなんて、まだまだ若いね、笑」

今振り返っても、確かに!と思います。
好きなバンドは数あれど、たぶんsyrup16gほど喪失感を感じたバンドはありませんし、今後も絶対にないでしょう。
解散はないとして、たとえば現在のsyrup16gが「活動休止します」ってなっても、そこまでのショックは受けない気がします。
自分がそれだけ図太くなり、純粋さを失ってしまったとも言えるかな?
しかし、今思い返しても、あの時は・・
全国津々浦々のsyrup16gファンが、打ちひしがれていました。
この思いをどこに吐き出せばいいのか、わからない。
行き場のない感情が、mixiスレに溢れていた。
今なら、やはりTwitterかなあ。えらいことになりそうですね。

「音楽と人」syrup16g関連記事を読む-2へ続きます・・。

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