2021/11/14
ヘンリーネックのベストが完成したので、保留にしておいたアランのカーディガンを再開しています。
アランのカーディガン-1【編み物ワードローブ】
編み進むうちに模様も頭に入ってきて、編み図を見なくてもサクサクと編めるようになりました。
ただ、やはりサイズが小さめなのは否めず・・横幅は、編み図では48センチのところ43センチほど・・伸ばして測って45センチくらい。水通しして伸ばしたら、多少は大きくなるのかもしれませんが。
後ろ身頃を編みつつも、気になるのは前身頃。
特に襟ぐりの、編み図がない部分の編み方が分かりません。ネットで、これまでに編まれた作品写真を見つけては拡大して、どんな編み方をしているのか凝視したり、編み図の読み方を再確認したり・・。
完全な理解ではありませんが「とりあえず、こんな感じ?」と、方眼紙に書きなぐったお手製編み図を頼りに進めようと決めたものの、どうにも編み地の小ささが気になります。
水通しでどうにかなるレベルじゃなく、小さい気がするのです。小物類なら、多少サイズが違っても大きな問題にはなりませんが、長い時間かけて編んだウェアが着れないとなると、悲しすぎます。
編み直す場合、指定輪針から裾、身頃ともに1号ずつあげると、身頃は13号で編むことになります。匠の輪針セットに13号針は入っていないので、新たに購入しなけばいけません。
ネットで調べてみると、100均でも輪針が売っているらしい。しかも、サイズは8号と13号相当!すぐに見つからなかったので何店舗か回って、どうにか入手できました。表記は6.0㎜。太さは13号にあたります。
気を取り直して、裾10号、本体は13号で編んでみることに。さすがに針のすべり具合は普段使いの匠に敵いませんが、100均輪針でも普通に使う分には問題なさそうです。ただ、指定の12号針の編み地と、今回サイズアップした13号針の編み地を比較してみても、目立って大きくなった気がしないうえに、編み目がスカスカに見えます。
13号でもダメとなると、よりサイズアップするためには14号で編まなければいけないのでしょうか。
指定糸のままで編み針の号数だけ上げると、当然ですが編み地は大きくなっても密度は下がってしまいます。となると、もう少し太めの糸を使用して、尚且つ編み針サイズを上げれば、編み地の密度を下げずに大きくできるのでは。
あれこれと考えた結果、アランカーディガンは一時中断することに決めました。
指定糸でゲージを出すのは、現在のニトロの未熟さでは難しいとの判断です。
代わりに『きょうの編みもの』から、同じブリティッシュエロイカで編む『アランの襟つきカーディガン』に挑戦します。
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三國さんシリーズの本は、どれもこれもスタイリングが素敵なのですが『きょうの編みもの』は、特にモデルさんが可愛いです。元ももクロメンバーで、今は女優業で活躍されている早見あかりさん。
こちらのアランカーディガンも、いずれ編みたいと目論んでいた大作なのですが、ポケットがついていたり襟を編むのが難しそうなので、初心者のニトロにはハードルが高くて保留にしていました。
だから、まずはシンプルなアランカーディガンを編んでから、と考えていたのです。しかし、当初のアランカーディガンを諦めるのであれば、代わりに編みたいのは、これです。難易度は襟つきカーディガンの方が高そうですが、ゲージさえ出せればどうにかなるでしょう。
そんなわけで、アランのカーディガン改め、アランの襟つきカーディガンとして、再出発です!!