2021/11/14
ケーブルを並べたキャップｰ2【きょうの編みもの】これまでに編んだ帽子たちと、2017年最初に編む帽子
ユザワヤで、ケーブルを並べたキャップ用の毛糸を買いました【きょうの編みもの】
妹2用の『ケーブルを並べたキャップ』は、編み図に少しだけアレンジを加えました。三國さんのデザインは、被り口の折り返しはなく真っ直ぐに編んでいましたが、ニトロは折り返しがある方が使いやすい気がしたので、折り返し部分を付け足して編むことにしたのです。
アレンジを施すにあたって、三國さんデザインの折り返しありのケーブル帽子をいくつか確認。
最新刊『うれしいセーター』で桐島かれんさんに編んでいたケーブル帽子は、折り返しありで二目ゴム編みです。ケーブルを並べたキャップは模様が派手なので、折り返し部分は二目ゴム編みでも良いかなぁと考えたのですが、どうせなら折り返し部分もケーブル模様にしたかったので二目ゴム編みは不採用。
別鎖を使って、本体部分と折り返し部分をそれぞれ編む方法もありそうですが、ニトロは別鎖を用いる編み方は未経験なのでハードルが高い＾＾；普通の作り目で、下から上まで一方向に編めるのが理想なのです。
今年のMiknitsのアラン帽子が、折り返しありのニットキャップで、なおかつ折り返し部分がケーブルだったので、出来上がりはあのイメージでした。
調べてみると、本体と折り返しを別々に編まなくても、作り目から普通に編んで折り返しまできたら編地をくるっと裏返して、続きを編み方法があるみたい？！
できるかどうかは分かりませんが「とりあえず、やってみてから考えよう」と、あまり深く考えずキャストオン！
編み針は、いつものように指定9号から2号上げて11号です。ブリティッシュエロイカで129目なので、一番短い輪針なら余裕で編めます。輪針で帽子を編む方法を覚えてしまったので、もう4本針には戻れません。
折り返し部分のケーブル模様は、編みものワードローブ掲載の『ケーブルの指出し手袋』の柄の一部を拝借しました。5目の交差が見た目より手ごわくて思うように進みませんでしたが、なんとか4模様分まで編みました。
折り返し部分は、ケーブルを並べたキャップの模様をそのまま反転して編んでも良かったのですが、Miknitsのアラン帽子は本体と折り返しのケーブル模様が違っていて、それでも十分可愛かったので真似させてもらいました。
ここまで編んだら、編み針は動かさず編地を上側に反転させて裏返します。ここまでは、まずまずイメージ通り＾＾
続けて、そのまま本体部分を編んでいきます。糸は一旦切って付け直した方が綺麗かもしれませんが、ニトロはそのままUターンして編んじゃいました。Uターン部分に少しだけ穴が空きましたが、どうせ折り返して隠れる部分だし良いかなと。折り返しで見えない部分まで模様編みをすると、編地が厚くなりすぎるし何より面倒なので、上の模様編みに対応させた表編みと裏編みを順序良く編んでいきます。
8段ほど編んだ地点から、ようやくケーブルを並べたキャップの編み図に従って編んでいきます。
ただし、編み図の段数をそのまま編むと全体的に縦長になりそうなので、一番段数が多い模様（3番目のケーブル模様）に合わせて12段分減らしました。
終盤の減らし目部分を自力で調整するのは困難なので、すっぱりと下段から数えて模様12段分を減らしたところから編み始めます。これで、大体良い感じの大きさに収まる・・はず。
ブリティッシュエロイカは太い毛糸でガシガシ編めるので、あっという間に一玉なくなります。
本の指定通りに編めば2玉で編める帽子ですが、ニトロは折り返し部分を足した分だけ多く編んでいるので、おそらく半端に残った3玉目も使うことになりそうです。
アラン模様は糸の交差部分で力を使いますし、長時間編み続けると疲れてくるのですが、それでも編み進むうちに綺麗なケーブル模様が表れてくると、楽しくなってきます。
帽子って編む量も少ないですし、靴下や手袋と違って一つ編めば完成しますから、本当に気楽に編めます＾＾
妹2からは「旅行に被って行きたいから早く編んでー」と、勝手に締め切りまで設定されて催促されているので、早めに完成させるべく頑張ります。
ケーブルを並べたキャップｰ2【きょうの編みもの】に続きます。
