2021/11/14
前回作った紅茶シフォンケーキは、初めての底上げシフォンとなってしまいました。
紅茶シフォンケーキを作ったら、立派な?!底上げシフォンケーキができました
回数を重ねるごとに、上手になるどころかドツボに嵌まっている気がしたので、今回は基本に立ち返ってプレーンのシフォンケーキを焼きました。
レシピはいつも通りで、焼き時間を180度予熱→170度35分焼成に変更しました。温度が高すぎると焼き始めの立ち上がり方が急で、膨らみ過ぎる気がしたので、予熱の設定温度を190度から180度に下げたのです。ただ、170度30分のところは35分で。これは単純にニトロの好みです。30分でも中心まで火が通るのは分かっていますが、しっかりと焼き込もうという目論みです。
型に入れる時の生地の様子で、大まかながら「成功しそうだな」「ちょっとやばいかな」と分かるようになってきました。今回は生地がちょっと固め?で、ゴムべらで生地をこそげ取らないとボールに生地が残る感じでした。もう少し緩い生地だと、トロトローっと生地がリボン状になりながら注げるのですが・・。
レシピや動画を見る限りでは、そのくらいの方が良いみたいなので、今回の生地はやや固すぎる気がします。底全体に流れるまでに時間がかかったので、もしかすると余計な空気を抱き込んでしまったかも?
オーブン内の様子を観察してみると、生地の膨らみ方が落ち着いている気がしました。190度予熱で180度焼成だと、庫内に入れて間もなくからブワッと膨らんでいましたが、今回はゆーっくりじわじわ膨らんでいる感じ。理想的な膨らみ加減です。
焼成が終わったら、型を逆さまにして冷まします。今の季節だと室温で2時間置けば中心部まで冷めますが、ニトロはだいたい4時間は置いています。夜焼いて翌朝型から外すと、余計な待ち時間もなくてベストですね。
まず、周囲を型からはずします。果物ナイフを使って、おそるおそるではなくしっかりと刃を入れていくと、綺麗にはずせるようになってきました。
側面の焼き色は綺麗です。何度か味わった、中身が詰まっていない頼りない生地でもないので、とりあえず大失敗ではなさそう。
底は、残念ながら少し底上げしていました。紅茶シフォンケーキのように全体ではなく一部なので、生地を流し入れる際に、全体にスムーズに行き渡らなかったのが敗因かなと。やはり、さーっと生地が流れるくらいの固さがベターですね。
ハンドミキサーで卵白を泡立ててメレンゲを作るのが楽しいので、つい混ぜ過ぎたのかもしれません。一応、ピンとツノが立つくらいの固さを目安にして、混ぜすぎてボソボソにならないように気を付けてはいるのですが。
相変わらず焼き詰まりも解消していませんでした^^;もう、多少なら仕方ないと諦めの境地ですよ。程度の問題ですが、製作過程において焼き詰まりはあって当然とも言えるみたいですし。
それより底上げが気になるので、まずはそちらを完全になくしたいです。
ちょっぴり底上げ&焼き詰まりのシフォンケーキですが、味はと言えば優しい甘さで、ふんわりしっとりしていて美味しいです。
普段なら、自分用には一切れ食べるかどうかで、残りは家族で分けるのですが、今回はおやつと朝ご飯で三切れも食べてしまいました。特に、ブルーベリージャムと一緒に食べたら止まらない。甘い生地と酸味のあるブルーベリーの組み合わせがナイスです。
なかなかプレーンシフォンが上手くいかないので、復習を兼ねてなかしまさんの動画で復習しようかなー。