ノーマルなバタークッキーと、ピーナッツバタークッキーを作りました

甥っ子たちが大好きな、ノーマルなバタークッキーと、なかしまさんレシピのピーナッツバタークッキーを作りました。

プレーンと

ココアのクッキーです。

こちらはピーナッツバタークッキー。メープルシロップの残量に合わせて、通常レシピの1.4倍で作りました。

「クッキー型、これ(スプーンとフォーク型)しか持ってないのかい！」と突っ込まれそうですが、実際に手元にはこれしかありません。以前、スマイルクッキー用に買った波線の円形クッキー型もありますが、妹2宅に置きっぱなしです。車のクッキー型は妹1のだし・・。てわけで、ニトロ宅には、セリアで買ったスプーンとフォーク型しかないのです＾＾；さすがにバリエーションが欲しくなってきたので、また買いに行こうかな～。

今回、ノーマルなバタークッキーについては、生地を混ぜ合わせた後に冷蔵庫で休ませる時間を、意識的に長めに取りました。理由は、神戸のミッシェルバッハのお花クッキーが、生地を作って一日、型抜きして一日、仕上げに一日と、計三日かけて作られているのを参考にしたかったからです。さすがに三日かけて作るのは難しいけど、いつもよりは丁寧に作りました。
また、生地作りの段階では、小麦粉を練り過ぎて余計なグルテンを発生させないように気を付けました。

そもそも、なぜ冷蔵庫で生地を休ませるのか？の理由を調べて、『材料同士を馴染ませて、分子を整えるため』だと理解したので、今までは一時間ほど冷蔵庫に入れて、ある程度冷えたら「もういいだろう」と出していましたが、今回は一晩寝かせるつもりでした。
実際は、夜に生地を作れなかったので、午前中に作って昼まで二時間冷やしました。型抜き後もすぐに焼かずに、30分ほど追加で冷蔵庫で休ませました。

いつもより長めに冷蔵庫で休ませた効果か、まず型抜きのしやすさに驚きました。ピーナッツバタークッキーに比べれば、元からバタークッキーは型抜きしやすいのですが、それにしても、です。
型抜きしたクッキーを天板に並べた状態で、再び冷蔵庫に入れて冷やしてから、予熱が完了したオーブンで焼きました。レシピに沿った焼き時間だと、ほとんど焼き色がついていなかったので、追加で3分ほど焼いて、ちょうど良い感じになりました。

今まで、何回か作っているノーマルなバタークッキーですが、明らかに今回が一番上手に、美味しくできました。冷蔵時間を長くした効果で、生地の材料同士がしっかり馴染んだのか、表面もつるんとして美しい仕上がりです。ピーナッツバタークッキーは、表面がでこぼこに焼き上がるのがデフォルトなので、余計にバタークッキーの焼き肌の美しさが際だっていました。

お菓子は化学だと言われますが、一つ一つの作業や材料選定、すべてに根拠があるわけで、美味しく作るために過去から受け継がれてきたレシピがあります。超初心者のニトロが少しでもその世界に近づくためには、作業の意味をしっかり理解した上で、レシピに忠実に作るのが一番だなぁと、身をもって体感しました。

なかしまさんのピーナッツバタークッキーも、できるだけ一番生地で多く型抜きした方が、歯触りが良く美味しいと説明されていました。たしかに何回も繰り返し延ばした最後の生地は、もろもろになってしまって、上手く型抜きできませんでした。

甥っ子たちはピーナッツバタークッキーが好きじゃないので、大人だけのおやつです。食べてても欲しがらないので、ある意味ちょうど良い。ノーマルなバタークッキーは、プレーンもココアもパクパク食べてくれました。
この型しかないからバリエーションに乏しい・・と前述しましたが、甥っ子たちが嬉々として「スプーンちゃんとフォークちゃんのクッキー食べる～」と言ってくれるのが可愛いので、これはこれでありかなぁと思ったり思わなかったり。

しかし、ピーナッツバタークッキーは生地を寝かせる時間もなく、材料を量って混ぜて型抜きして焼くだけなので、めちゃくちゃ簡単で手軽です。
ノーマルなバタークッキーは、見かけ以上に時間がかかるので、余計になかしまさんレシピのシンプルさが際立ちます。ニトロは、どちらも違った美味しさがあって好きです。
王道クッキーのサクサク感と甘いお菓子感を求めるなら、ノーマルなバタークッキーですし、甘さ控えめでざっくりナッティーなのが好きなら、ピーナッツバタークッキーがハマると思います。
妹1から、「私も、普通のバタークッキーを家で作りたいから、また今度教えてー」と言われたので、その時には新しいクッキー型を買って行くかな(^-^)
教えてと言っても、レシピサイトで見つけたレシピなのでオリジナルではありませんけど^_^;生地を十分に寝かせる部分については、しっかり伝授しなくては！！