2021/11/14
岡山りぼん展に行った時に、パティスリーシトロンで買ったイチジクタルトが美味しくて「イチジクのロールケーキも買えば良かった~!」と悶々としてたニトロ。
そんな折、スーパーでイチジクを発見したので飛びついてしまいました。先日タルトは食べたので、今回はショートケーキを作りました(ロールケーキ用の天板は持ってない)。
記憶の限り、年明けに家族の誕生日で作って以来かな?のショートケーキ作りです。まずはスポンジから!
専門学校で習ってから何度か作ったものの、思うように作れず苦手意識があるジェノワーズ。ここ最近は成功が続いていたのですが、今回はすっごく膨らみが悪かったです。低いところは3センチちょい、高い部分でも4センチあるかどーか。。ぺちゃんこスポンジができました。
もうね、ダメな生地は混ぜてる時点で分かりますし、型に流した時の嵩のなさがダメさを物語っています。あーもー、最初からやり直したいー!ってジタバタ。専門の実技授業でも、しょっちゅう思ってたな。「もう一度、最初からお願いします!」って^^;
いつもはスポンジを三分割にしてクリーム層を二段にしますが、高さがなかったので二分割にしました。今回は生クリームも少なかったので、ちょうど良かった(?)。イチジクは5個あったので、15センチホールのクリーム層一段に対しては多いくらいでした。
相変わらず迷走するナッペと飾り付け。。
妹2に「もうちょっと、飾りつけ何とかならんかったん?」と言われました。ごもっとも。フルーツの飾り付けは難しい。。事前に色々な写真を見て研究しましたが、いざやろうとすると難しい。スポンジの低さを補うため、上の焼き面は切らずに使ったのでドーム状になってます。うまく使えばキレイに盛り付けできるかも?と思ったけど、いかんせん技術のなさが隠し切れず、残念な出来映えでした。
シンプルなデコレーションにすれば良いのだけど、どうしてもモリモリにしたくなるのですよね。イチジクを余すことなく全部載せようとして、シンプル路線から程遠くなる・・の繰り返しです。余ったクリームを星口金で絞ったのですが、イチジク盛りすぎて汚くなったので取ったら余計に見映えが悪くなったし。
作ってすぐに食べた時は一体感がなくて、フルーツ、スポンジ、生クリームを、それぞれ別に食べてる印象。
二日目に食べると、アンビバージュが馴染んでしっとりしたスポンジに優しい甘みの生クリーム、そしてイチジクのほどよいねっとり感が重なって、まぁまぁでした。イチジクは単体で食べると美味しいけど、ケーキに使うと少し味がぼやけるかも。だから、ケーキ屋さんのイチジクは味が濃いイチジク使ってるのかなーと思ってみたり。家で食べる分には、十分な美味しさでしたけどね。
そして、もう一つ、家では初めて作ったリーフパイ。
パイ生地も、通信の実習で初めて作ったアイテムです。一つ一つの作業を確実に丁寧にこなすことで良いパイ生地ができるのですが、ニトロは最初にデトランプでバターを包む段階から空気が入ってしまったり皺が寄ったりで・・その生地でアップルパイを作って、美味しく食べはしましたが、温度管理も含めて家で作るのは大変そうだなーと思いました。
でも、クッキー缶にパイクッキーを入れられたら良いな、と思って試しに作ってみることに。気温も低くなってきたので作りやすいですしね。実習と同じポイントで失敗しつつも何とか形にしました。
途中で浮きを抑えるために鉄板で押さえるのですが、どこまでやれば良いのか加減が分からず恐る恐るでした。
潰れたら層がなくなってしまうのでは・・と心配で。でも、出来上がりは思ったより高さが出てました。クッキーなのでもう少し薄い方が食べやすそう。作ってる段階ではどうなることやらと心配でしたが、食べてみるとちゃんと層になっていて、ハラハラと崩れていくパイになってる!と感動しました。お菓子ってすごいなー。ちゃんと作れたらもっとサクッとするのかな?バターを食べるお菓子ってイメージなので、発酵バターを使えばより風味が良くなるのかも?
また試してみようと思います!
妹2宅でご馳走になった秋の味覚御膳。
松茸ご飯もお吸い物もホイル焼きもサンマも美味しかったです^^