2021/11/14
妹1と一緒に、たくさんお菓子を作ったレポートです!
ニトロは、なかしましほさんの『まいにち食べたいご飯のようなクッキーとビスケットの本』を持っています。
この本のおかげで、気軽な気持ちでお菓子を作る習慣ができました。以前のニトロにとっては、クッキーすらハードルが高くて、ましてやシフォンケーキを作るなんて、全く!思考の範囲外でした。その点では、三國万里子さんの編み物本との出会いも全く同じで、未だに「まさか、ニトロが手編みセーターを編むなんてなぁ・・」と、どこか信じられない気持ちがあります^^;
三國さんとなかしまさん、この二人の『スール』によって「自分の手を動かして、着るものや食べるものを作る」豊饒な世界を堪能できています。
そんなある日、妹1から貰った本がこちら。
前述のクッキーとビスケットの本と同じ、なかしましほさんのベストセラー本『まいにちおやつ』です。
妹1曰く「美味しそうなお菓子が載ってたから買ったけど、結局作ってないからニトロがいるならあげるよ」とのこと。実は、買おうか買うまいか迷いながらも手が出せずにいた本で、それを妹1が持っていたのに驚きました。
「これ、欲しかった本!ありがとう^^」と、遠慮なく譲り受けました。そして、せっかくなので、妹1が作りたいレシピを一緒に作ろう!となったわけです。
前置きが長くなりましたが、休日に妹1宅を訪問して、まずは必要な材料調達へ。その前に腹ごしらえをば・・。
呉冷麺の人気店『呉龍』の冷麺を食べました。少し甘めのだしに平打ち麺が、冷麺の基本ですよね^^
人気店ではありますが「めちゃくちゃ美味しいか?」と問われると微妙で、たまに食べるからこそ美味しく感じられるのかも。小さい頃から呉の冷麺に慣れ親しんでいるので、なんだか懐かしい味わいなのです。
ミックスナッツや大麦を購入したら、いざお菓子作りです。
まずは、チョコのスノーボールクッキー。いわゆるブール・ド・ネージュです。ノーマルタイプではなくチョコ生地のレシピで、口の中でホロホロと崩れる食感を目指して作ります。
作り方はとても簡単で、材料を揃えたら混ぜて成型して焼くだけ。しかし、レシピ通りに焼いてオーブンから出してクッキー表面を触ると、チョコ生地が指先にくっつきます。完全に焼けてない?生焼け??と不安になったので、追加で2~3分焼く→オーブンから出して触る→まだ手につく→追加で焼く・・を二回ほど繰り返しました。最終的に、レシピの焼き時間+7分ほど焼成時間が長くなったかな。
最後まで生地が手にくっつくのは変わりませんでしたが、これ以上焼き時間を延ばしても状態は変わらない気がしたので、そこでストップ。仕上げに粉糖をまぶすので、表面にある程度の湿り気が必要なのかもしれないし??
続いて、くるみとチョコのスコーンも焼きました。
これまでにも、クックパッドのレシピや、今回のなかしましほさんのレシピでスコーンを作ったことはありますが、いずれも胸を張って成功したとは云い難い出来栄えでした。
なんちゃってスタバ風?!チョコスコーンを作りました
美味しいスコーンを作るのは、思いのほか難しい
膨らまないし、生地がべたついてサックリ感がないので、イマイチ美味しくないのです。簡単な作業工程にも関わらず失敗したので、スコーンに対して苦手意識が生まれていました。しかし、今回は!きちんとレシピ通りに、特にバターの扱いに注意して作ろうと心がけて、再チャレンジしました。
スコーンは、バターを溶かさず冷たい状態で粉と合わせることで、サクサク食感が生まれます。前回作ってから時間が経っているので細かい点は忘れましたが、失敗作はバターの状態が悪かったのかもしれません。また、粉と合わせてからも練りすぎて、グルテンが発生してしまったり、ベーキングパウダーの量が少なかったり、もしくは古かった可能性も考えられました。なので、今回は新しいベーキングパウダーを使いました。
バターは冷たい状態で粉と合わせて、とにかく各手順を手早く済ませて、あらかじめ予熱していたオーブンで一気に火を入れるイメージで作りました。焼き上がりの見た目は、これまでで一番良い感じです。膨らみたいのに生地が重くて膨らめない状態ではないし、全体に火が入って見えます。これは、成功では・・?
チョコのスノーボールは、追加で火入れしたので、ホロホロ食感というより、サクサク食感でした。でも、チョコとナッツの組み合わせなので、間違いない美味しさです。表面のべたつきを気にせず一度目の焼成で止めておけば、よりホロホロ食感だったのかもしれません。次に作る時は、焼き過ぎないように気を付けてみます。ナッツが入ったクッキーは嫌がる甥っ子が、なぜかこのクッキーは「美味しい~~」と言って、めちゃくちゃ食べてました。
くるみとチョコのスコーンも、ニトロは妹1と半分こしただけで、甥っ子は一人一個ずつぺろりと完食してました。手作りお菓子を作った時の甥っ子がめっちゃ可愛くて、すすすーっと寄ってきて、お菓子を見ても「食べたい!」とか「欲しい!」とは言わず、なんだかもじもじしながら「これ、美味しそう」と言いつつ、つんつんと触って、こちらから「食べてもいいよ」と言われるまで待つのですよね。
控えめなんだけど、食べたら目を輝かせて「おいしい」と何個もおかわりしてくれる姿が、たまらなく可愛いです^^チョコスコーンは大好きみたいで、よく食べてくれました。
それぞれのアイテムがあっという間に出来上がるので、どんどん進みます。
お次はきなこグラノーラ。グラノーラって、そもそもどうやって作るか知らなかったので、レシピを見て「この材料でできるのか~」と、とっても新鮮でした。妹1リクエストで、ナッツはレシピの倍量入れました。ナッツゴロゴロ手作りきなこグラノーラの出来上がりです。
ナッツはあらかじめ空焼きしてから、大麦や全粒粉などと合わせるのですが、ちょっと火入れし過ぎたきらいがありました。ナッツの焼きは、もう少し甘めでも良かったかな。以前、クロッカンを作った時もそうですが、ナッツを焦がすと苦味が出て美味しくなくなるので、わりと神経を使う作業です。
とは言え、初めて作ったグラノーラは、ほんのりきな粉風味で美味しくできました。大量に作ったので、その場でもポリポリ食べて、翌日もヨーグルトと合わせて食べたりして。乾燥剤を入れておけば一~二週間は保管できるみたいなので、また作りたいです。
最後は、久々のカシューナッツ入り青のりクラッカー。
今まで何度も作っている青のりクラッカーですが、いつもニトロが一人で作っては全部食べてしまうので、妹1は食べたことがなかったのです。今回は妹1宅で作ったので、ようやく食べてもらえました。
一日で、ここまで多種類のお菓子作りするのは初めてだったけど、どれも簡単なレシピなのでサクサク進むし、何よりも一人じゃないので楽しかったです^^