2021/11/14
これまでに二回作った、オーボンヴュータンレシピのウィークエンド。
『「オーボン ヴュータン」河田勝彦のおいしい理由。お菓子のきほん、完全レシピ』より、ウィークエンド初挑戦
妹2と二度目のウィークエンド作り。マトファーのパウンド型から種漏れ事案が発生
シフォンケーキと比べると手間はかかりますが、それだけ本格的で美味しいお菓子ができるので、大好きなレシピです。少し前に作った三回目、最近作った四回目のウィークエンドエントリをアップします。
三回目のウィークエンドは、久しぶりだったので手際が悪くて、なかなか苦戦しました。
まず、澄ましバターを塗った型を、なぜか予熱中のオーブンに入れっぱなしに^^;せっかく塗ったバターが渇いてしまって、型離れが悪いのなんのって。
もう一つは、粉糖を水で溶かして表面に塗るグラス・ア・ロ。最初に作ったグラス・ア・ロの水分量が多かったみたいで、どれだけ煮詰めてもトロみが出ず、サラサラのまま。とりあえず塗ってから、ピスタチオのトッピングまでしたものの、全然半透明にならない&固まらず。見た目の美味しそうな感じが皆無だったので、もう一度やり直しました。二回目なので、レシピの半量のグラス・ア・ロを再度作って塗ると、ようやく上手くいきました。一度目のグラス・ア・ロ塗り後にトッピングしたピスタチオが全体に流れてしまいましたが、そこはご愛嬌で^^
しかし、失敗からの収穫もあって、グラス・ア・ロ用の粉糖は、レシピの半量でも十分足りることが分かりました。毎回「パウンドケーキ表面を覆うだけにしては、粉糖の量が多いよなー」と気になっていたのです。作り直した半量のグラス・ア・ロで二台分しっかり塗れたので「これで足りるなら、最初から半量で作れば良いのでは?」と考えて、四回目のグラス・ア・ロは、あらかじめ半量で仕込みました。
四回目のウィークエンドは、前回の失敗を繰り返さないように!気を付けながら作業しました。
型の隅々まで澄ましバターを塗ったおかげで、これまでで一番綺麗に、すんなりと型から外せました。四隅の角までかっちり綺麗に出ていて、見た目は上出来ではないでしょうか。マトファー型しか使ってないので他とは比べられないけど、美しいですよね^^
アンズジャムは、毎回アヲハタの55シリーズを使っています。煮詰めて塗るので、パウンドケーキ二本分で一瓶丸ごと使います。アンズジャムを塗り終わったら、指で触ってもくっつかない程度まで乾かして・・
仕上げのグラス・ア・ロとピスタチオを飾ったら完成です。
このひと手間で、めちゃくちゃ美味しくなるし、見た目もランクアップするし、何よりプロっぽく仕上がるのでテンションが上がります。
四度目のグラス・ア・ロは、レシピ半量に調整した上に、水にレモン汁も加えてみました。レシピでは、生地の中に摺りおろしたレモン皮とレモン汁を入れるだけで、グラス・ア・ロは粉糖+水で作っているのですが、他のレシピだと、粉糖をレモン汁で溶いているバージョンもあり、多分そっちの方が口に入れてすぐにレモンの酸っぱさが感じられそうだと思ったので、良いとこ取りしてみました。少しだけ熱を加えながら、あまり温度が上がらないように注意しつつ、半分に切ったレモンの絞り汁+水で粉糖を溶いて、アンズジャムの上から塗っていきます。
出来立てよりも、翌日以降の方が生地がしっとりと馴染んで美味しいです。
一本のパウンドケーキは、大体十等分に切り分けて食べるのですが、二本あってもすぐになくなるほど。特に、妹1はニトロと違って、基本的に甘いお菓子やケーキ類をあまり食べないのですが、ニトロが作るシフォンケーキやウィークエンドは、たくさん食べてくれます(嬉しい)。
「ウイークエンドなら、一本でも余裕で食べれる!」と豪語しているくらい。もうすぐ妹1の誕生日だし、リクエストにこたえて一本丸ごとプレゼントしてあげようかな♪