ニトロのるつぼ

「低いハードルをぺたぺたと」「継続は力なり」

syrup16g『Hurt』リリースツアー“再発”@大阪なんばハッチ 2014.9.25

time 2015/11/25

syrup16g『Hurt』リリースツアー“再発”@大阪なんばハッチ 2014.9.25

syrup16g ライブ雑記[2014.9.25]
待望の東京ライブが終わり、案の定syrup16gロスにかかりました。
syrup16g『Hurt』リリースツアー“再発”@東京国際フォーラム 2014.9.22
「大阪行きたいー行きたいー」と熱にうかされたようにチケットを探すものの、なかなか見つかりません。やはりダメか・・と諦めた矢先に、syrup16g繋がりのお友達がTwitterを使って見つけてくださったおかげで、急遽行けることに!
「チケット取れそうですけど、今から大阪まで来れますか?」と電話がかかってきたのがライブ当日の午前10時半。ライブの開場は午後6時です。
広島から大阪・・。(ノータイムで)うん、間に合う!!
新幹線なら近いものです。帰りの高速バスと、今日泊まるとこも素早くネット予約。本当に便利な世の中です。
しかし、新幹線の出発まで時間あるし~とのんびり準備をしていたら、駅までの道が案外混んでて、まんまと一本乗り遅れる。そんなバカな。自分の間抜けさに唖然としつつ、気を取り直して続く新幹線に乗り込み、何とか5時半前には会場のなんばハッチに到着。無事チケットを受け取って、いざ入場です。

五十嵐さん単独名義の「生還」&syrup16g復活公演の「再発」@東京は、大きなホールライブでした。今回は、本当に久々!のライブハウスです。
解散が決まった時、もうライブハウスでsyrup16gは聞けないのか・・と、絶望に打ちひしがれたこともありました。でも、生きていれば何が起きるか分かりません。
とにかく、できるだけ五十嵐さんの近くに!前方に行きたい!
そう意気込んでいたら、ラッキーなことに五十嵐さん側三列目あたりに陣取ることができました。この距離感が懐かしい~ライブハウスは、やはり近くにいけるのがいい。

ライブは東京公演を踏襲する流れでしたが、大阪での五十嵐さんは全体的にテンション高めで「どうした、五十嵐さん?!」とツッコミたくなる要素満載でした。ギターヘロヘロでも、歌詞とちっても「おかえり~」と、温かく、そして情熱的に見守る私たち。MCも、今まで見たことないくらい、長めに普通に喋ってくれて嬉しくなる。
しかし、距離が近くて五十嵐さんがよく見えるので、ハラハラする場面も多かったです。年上のプロの音楽家に対して、失礼極まりないですが。その危うさも五十嵐さん特有の持ち味ってことで^^;
ライブに集中したかったら後方でまったり聞くのもありですが、何だかんだ言っても、syrup16gライブでは少しでも近くに行きたくて、どうしても前のめりになってしまいます。

定番曲でのお客さんの盛り上がりもすごくて、イントロで、ヒュ~~てなったり。たぶん、syrup16g解散後に知った人たちも多いはずで、そういう方達の「まさか生syrup16g観れるなんて、聴けるなんて !うわー!!この曲ーーー!!!」って勢いや感動が、会場内に迸っていたように思います。
それを受けて、五十嵐さんもテンションあがる、みたいな。マイク客席に向けて歌わせたり、ハンドマイクしたり。目移り要素が多すぎて、おっつきません。
メンバー紹介で、ダイキちゃんのことを「皆の太陽ダイキちゃん!」と紹介していたのが嬉しかった。本当にそう!と100回くらい頷きました。

旅立ちの歌の前に、東京では「あんまり好きじゃない曲やりま~す(テヘッ)」と前置きがあったのですが、大阪では、五十嵐さんにしてはかなり長めのMCが入りました。
この曲、好きじゃないって言ってきたけど、結局はこの曲を演りに来たのかなって。ツアー終わったら、また外に出ない引きこもりの日々になると思うけど・・なんて話してましたが、やたらと「寂しい」って言葉を発している五十嵐さんが可愛い。
年上の男性に申し訳ないのですが・・五十嵐さんの、あの、可愛さっていうのはどこから来てるのでしょうか?かっこいいのに、可愛い。年齢不詳な話し方。立ち居振る舞い。知れば知るほど、抜け出せない魅力があります。
五十嵐さん自身は、自分のこと嫌いだし、全然大したことないし(なんせ、ニセモノって歌っちゃうくらいだから)って思ってるかもしれませんが、客観的にみて、あれだけの曲をつくる才能と無差別にまき散らすフェロモンと、すごくかわいらしい話し方とか声とか・・俺すげーでしょ!ってなってもいいのに。そうならないところも、まぁ、魅力なんですけども。
話がそれましたが、苦手なはずのライブの舞台上でしきりに「寂しい」って言っちゃってる五十嵐さん。よっぽど、ダイキちゃん、マキりんとの久々のツアーが楽しかったのかなって、ファンとしても嬉しくなりました。

あと、ダブルアンコの本当に最後で、ステージ前方に腰かけた状態で真空のイントロ弾いて、お客さんを煽ったあと立ち上がってから、ダイキちゃんにギターヘッドを向けてジャカジャカやってたのも悪ガキっぽくて、可愛かったです。
解散前の、重苦しい雰囲気でのライブが(ニトロ内では)スタンダード化していたので、こんなに開放的でのびのびと演奏している五十嵐さん観たの初めてかもしれないなー。

ライブ開演前に、近くにいた2人組が「雑誌やテレビやネットでしか観たことなかった人を、こんなに近くで観れるのが信じられない」と話しているのが聞こえました。
ほんとに、解散後も、着々とファンを増やしてた稀有なバンドだからこそ、ライブ行きたかったなーって残念に思っていた人も多かったでしょう。そういう人にとって、五十嵐さんて、絶滅危惧種というか本当に存在するのか?ツチノコ?そんな立ち位置だったのでは、と思うのです。
ニトロも、10年以上前に広島クラブクアトロで観たJAPAN CIRCUITでは、そこまで思わなかったけど(曲ありきでメンバーの名前すら知らず。かろうじて五十嵐さんだけは分かる程度)数年後にAXで久々に観たsyrup16gには、やっぱりめちゃくちゃ感動したので、その気持ちはよく分かります。存在するんだ、って。
ファンの贔屓目かもしれませんが、やはり五十嵐さんの作る曲って突出して素晴らしいし、舞台上での五十嵐さんは、どんなに自分で卑下してくだんない人間だなんだと言っていても、ものすごく強い磁力を発しているのです。

そんなわけで、syrup16g復活の『再発』ツアーは東京と大阪に行くことができて、今後の活躍が益々楽しみになったニトロでした。
でも、別にコンスタントにアルバムだしてツアーして、なんて贅沢は望んでいません。自分たちのやりたいペースで、誰にも強制されずに創った曲達を、気ままに聞かせてくれるだけで十分すぎるほどですから・・。

2015.11追記
再発に続き、2015年はKrankeツアーも廻ってくれたsyrup16g。
年一ペースで会うことができて、嬉しい限りです。syrup16gはホールも似合うライブバンドですが、やっぱり近くで観れるライブハウスも魅力です^^2016年は、どんな動きがあるのかな。再発後のDVDも出してほしい。しつこく待ってますよ。

→出ましたね!再発患者!
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syrup16gライブDVD『再発患者』独り言レビュー

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