2021/11/14

白いガンジーセーター 2-1【編みもの修学旅行】
白いガンジーセーター 2-2【編みもの修学旅行】
白いガンジーセーター 2-3【編みもの修学旅行】
右袖を完成させたら、続けて左袖を編んでいきます。
二本の輪針を使って編むのは、複数棒針とは比べものにならないほど簡単ですし、実際の所要時間もかなり短縮されているはず。
心配していた毛糸も、どうやら足りそうです。
左袖をずんずん編み進めて、最後の減らし目段が終わってゴム編みを編む段階で、ようやくニトロは右袖の間違いに気付きました。袖の最後は28段平らに編むとなっているのに、ニトロは減らし目が終わってから平らに編む段を丸ごとすっ飛ばし、いきなりゴム編みに入っていたのです。左袖のゴム編み手前まで編んだ状態で試着してみると、左袖はちょうど良いのに右袖が短い・・?
「あれ?もしかして」と、気付いたわけです^^;左袖は編み図通りだったので難を逃れましたが、右袖はゴム編み部分を解いて編み直し。
最終段階でヘマをやらかしたものの、全て完成してから「あれ?左右の袖の長さが違う?あー!!」とならなかっただけマシだったと思おう。
両袖が完成したら、残すは襟だけです。
ここまでで、ほぼ一コーン丸ごと使いました。
袖と襟の拾い目ですが、これまでは適当に拾って数が合えばそのまま進めるし、多かったり少なかったりすれば拾い直すなど、行き当たりばったりでした。
しかし、ほぼ日コンテンツで、三國さんがハリネズミのミトンを編む動画を観た時に、すくいとじをする前段階でかなり時間をかけていたのが印象に残っていて「実際に手を動かす前の下準備こそが、仕上がりを左右する大事な要素なのかも?」と思えたので、今回は、あらかじめ段数リングで印をつけてから拾い目をしてみました。
そこまで厳密ではなく、たとえば拾い目が40目なら、目測でまず半分の場所に目印をつけて、さらにその半分にも目印をつけて・・とざっくりした方法で、拾い目の範囲を四分割します。段数リングで四分割された四分の一の範囲に対して10目ずつ拾えば、ある程度均等に40目が拾えるわけです。
この方法だと何度もやり直すことなく、ほぼ一発で拾い目ができました。簡単な作業ですが、効率は上がりました。手芸だけに限りませんが、表に見える成果を支えているのは地味な準備なのだな~と改めて大切さを実感します。
白いガンジーセーター 2-5【編みもの修学旅行】に続きます。